令和6年御浜町二十歳のつどいが1月2日(火)に中央公民館で挙行されました。対象者は88名(御浜中学校区56名、阿田和中学校区25名、尾呂志学園中学校区7名)で、このうち67名が出席しました。
■二十歳になって、これからの抱負は?
○阪本(さかもと)天志(たかし)〔市木〕
御浜町という温かい環境のもと、健康に成人を迎えることができました。今後はさらに温かい町となるよう励んでいきたいと思います。
○九重地(くじゅうじ)優奈(ゆうな)〔志原〕
たくさんの人に支えられて二十歳を迎えることができました。二十歳としての自覚を持ち社会の一員として頑張っていこうと思います。
○寺西(てらにし)希紅美(きくみ)〔神木)
多くの方々に支えてもらいながら20歳を迎えることができました。周りの方々への感謝を忘れず、挑戦をしてこうと思います。
○生駒(いこま)拓斗(たくと)〔阿田和〕
今までお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れずに、成長できるよう努力を惜しまずに頑張ります。
○岡﨑(おかざき)まいな〔尾呂志〕
今までお世話になった家族や先生、友達への感謝の気持ちを忘れず、残りの学校生活頑張りたいと思います。
■誓いの言葉
代表 和田(わだ)伯躍(はくやく)さん
本日は、二十歳という節目を迎えた我々の門出に際し、このような盛大な式典を開催していただき誠にありがとうございます。町長をはじめ、ご来賓の皆様から、お祝いと激励の言葉をいただいたこと、そして、式典の開催にご尽力いただいた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
我々が人生の大きな節目であるこの日を迎えることができたのは、これまで我々の成長を温かく見守ってくれた家族、たくさんのご指導をいただき人として成長させてくださった先生方、そして、多くの時間を共に過ごし青春の時を分かち合った友人の存在があってのことです。これまで様々なかたちで関わってくださった多くの方々にこの場をお借りして、深く感謝を申し上げます。
私自身は、高校を卒業した後、大学進学のためこの街を離れ、現在は一人暮らしをしています。一人暮らしを始めた当初は、周りの環境になかなか馴染めませんでした。ICカードってなんや、自動改札ってどうやって通るんや、と都会と故郷とのギャップに困惑していました。しかし、そんな環境にも次第に慣れてきた頃、ふと御浜町が恋しくなりました。散歩しているだけで話しかけてくださる人の温かさ、海と山の雄大な自然に囲まれた町、どこを見渡しても目に入るみかん畑、これまで当たり前だったことが、とても懐かしく感じられました。
「私にも帰る場所があるんだ」と故郷のありがたさを改めて感じ、尊い故郷を大切にしたいという想いが芽生えました。皆さんにも、自分にとって唯一である故郷への感謝の想いを持っていてほしいと思います。
我々は二十歳という一つの節目を迎え、数多くの権利や自由が認められるようになりました。この御浜町で育ったことを誇りに思い、責任感ある社会人となれるよう、日々精進するとともに、これからも御浜町を大切にし、郷土に恩返しすることをここにお誓いいたします。(一部省略)
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