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令和6年度 御浜町施政方針(3)

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三重県御浜町

■主な実施事業について
「重点プロジェクト」以外の第6次御浜町総合計画前期基本計画に掲げる5つの基本目標と行政運営に関する主な実施事業を申し上げます。
令和10年度までの5か年を期間とする第2次御浜町自殺対策計画において、心の病気やストレスへの対応についての啓発活動や講演会の開催及びゲートキーパーの養成に取り組むことで、住民のみなさまの心の健康づくりを促進してまいります。
国民健康保険事業においては、令和3年度から特定健診受診率が県内1位となっており、引き続き、受診しやすい環境作りに取り組むとともに、新たに「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業」に取り組んでまいります。
一人ひとりが人権問題について、日常生活の態度や行動の中で人権感覚を持つことができるよう、人権講演会や研修会の開催等、人権啓発活動に取り組んでまいります。
広域でのごみ処理施設整備については、東紀州環境施設組合において、令和10年度の運営開始に向け、建設準備を進めてまいります。
道路・交通網の整備として、町道井田山地線、農道黒岩線及び集道黒岩線の改良工事等を実施するとともに、三重県が整備する県道御浜紀和線西原工区、柿原工区及び阿田和工区の事業促進を要望してまいります。
県営中山間事業による、仮称「神木活性化施設」の建設に向けた用地の取得の他、産直市場「みはまロコ」等の町の農産物直売所について、物産販売を通じて、観光客を中心に多くの方々が交流できる拠点施設となるよう、引き続き、運営を支援してまいります。
世界遺産登録20周年記念事業の熊野古道ウォークや文化財等を活用した展示会、企画展を開催する等、町の歴史や文化に親しむ機会を創出するとともに、地域に受け継がれる「みはま音頭」等、伝統文化や伝統芸能の保存団体等の活動及び後継者の育成を支援してまいります。
読書環境の整備・充実については、引き続き、蔵書の充実、積極的な図書情報の発信及び読書イベントの開催等を推進するとともに、自治体DX推進の観点から、図書システムの更新を図り、インターネットによる中央公民館図書室の蔵書検索を可能にする等、読書に親しむ環境の整備に取り組んでまいります。
生涯学習の拠点であり、町の文化振興の中心的な役割を果たしている中央公民館施設の安全性を確保するため、ホール客席の吊り天井やエレベーター等の改修工事のための設計業務に着手してまいります。

■行政運営 目指すべき行政の姿
暮らしに必要な情報が的確に届くよう、広報みはま及び町ホームページ等を活用した広報活動の充実に取り組むとともに、町政懇談会及び区長・自治会長会議等を通じた情報共有を図りながら、住民自治やボランティア活動等を支援することで、住民のみなさまと行政が一体となった住民参加のまちづくりを推進してまいります。
近年の住民ニーズや社会情勢の変化に迅速に対応していくためにも、専門職等、多様な人材を確保するとともに、職員研修の充実や組織力の強化を図ってまいります。
デジタル技術を活用した自治体DXを推進し、情報システムの標準化や書かない窓口サービスを導入し、住民のみなさまにわかりやすい説明でスムーズな対応ができるよう、窓口サービスの充実と効率的な事務に努めてまいります。
事務事業の見直し等を行い、健全な財政運営を目指した行財政改革を進め、効率的で質の高い自治体運営を進めてまいります。

■まとめ
以上、まちづくりの理念や重点施策への対応、予算編成の考え方等、新年度における町政の方針を述べさせていただきました。
「一意専心(いちいせんしん)」
様々な難局がある時代ではありますが、ただ、ひたすら、一意専心で町のことを考え、次世代へとつながるまちづくりの実現に挑戦してまいります。
議員各位並びに住民のみなさまのご理解とご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、令和6年度の施政方針とさせていただきます。

※施政方針全文は、町ホームページにも掲載しています。

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