「御浜町学校規模適正化計画(仮称)」の策定について～「基本的な方向性(3)」の具体化案～

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「広報みはま1月号」でお知らせしましたように、現在「少子化を見据えた学校規模の適正化・適正配置」にかかる3つの「基本的な方向性」の具体化に向けて検討を進めています。
5月22日(水)に開催した「令和6年度第1回御浜町総合教育会議」において、「広報みはま4月号」でお知らせした「基本的な方向性(1)」の具体化案が承認され、併せて「基本的な方向性(3)」の具体化案を次のとおり、保護者や町民のみなさまに提案することが承認されました。

*保護者・町民アンケート調査結果と、承認を受けた「基本的な方向性(1)」の具体化案については、本紙右の二次元コードを読み取ってご覧ください。

【基本的な方向性(3)】
町内小中学校の防災上の課題や、校舎老朽化の課題を解消するためにも、近い将来、新校舎の建設に取り組む。(「既存の小中学校へ一時移転する。」または「当面、現校舎を継続使用する。」の検討を含む)
↓
《具体化案》
1.先に一時移転及び統合してから新校舎建設を進めるのではなく、できるだけ早急に新校舎を建設してから統合する方法を選択する方向で検討
※早期建設のためにも、適正化計画策定を1年前倒し令和6年度中とする
2.新しく建設する規模の大きい小学校・中学校は、小中連携教育を推進して学校の魅力を向上させる方向で検討

▼小中連携教育を推進するための〔付帯意見〕
(1)小学校と中学校を併設して建設することを検討する必要がある
(2)広い用地の確保、防災面から高台にある土地、交通事情の良さ、用地取得が比較的容易、通学距離が極端に長くならない(地域バランスの取れた)位置などの条件を満たす用地を新校舎の建設場所として選定する必要がある
◎これらの具体化案に至る検討内容については、下記をご覧ください。

前回と同様に、上記、具体化案について町民のみなさまからのご意見を募集します。
つきましては、7月12日(金)までに本紙右の二次元コードを読み取り、オンラインで回答いただくようお願いいたします。

■「基本的な方向性(3)」の具体化案に至る検討内容
1　新校舎建設までの課題について
(1)新校舎建設までに一時移転しなかった(当面、現校舎を継続使用する)場合の課題
・阿田和小・阿田和中の防災上の課題が解決されない。
・阿田和小学校区では、防災面での不安を抱えている保護者が多く、「防災面での解決策を早急に検討する必要がある」という意見が多い。

(2)新校舎建設までに一時移転した場合の課題=例：阿田和小を御浜小へ統合したと想定員：
・不足教室分の暫定的な校舎(プレハブ)の建設が必要となる。
・御浜小の校地は狭いため、教育活動に影響を及ぼす。(校舎・グラウンドとも)
・一時移転のための移転費用と新校舎への移転費用が二重の負担となる。
・一時移転後の校舎建設が統合のためでないので、国庫補助金等の財源に影響する可能性がある。

◎防災面での課題にはできるだけ早急に対応することが必要
◎一時移転した場合の数多くの課題を考慮し、少子化や校舎老朽化の課題も併せて早急に解消することが必要
↓
このような検討内容を踏まえ《具体化案1》へ

2　新校舎での教育のあり方について～新しく建設する学校をより魅力的な学校とするために～
(1)小中連携教育を中心とした特色ある教育の推進
・新しく建設する学校に小中連携教育の視点を取り入れ、尾呂志学園とあわせて御浜町全体の学校教育の魅力向上につなげる。
教師の小中兼務→多様な専門性を持つ教師から多様な指導が受けられる。
系統的な教育の推進→中1ギャップの解消や小中9年間を見通した教育を推進する。
児童生徒の連携→小・中学生が協力して様々な活動に関わることにより、お互いの成長につなげる。

◎新しく建設する学校を子育て環境の充実という視点から御浜町の魅力向上につなげる。
↓
このような検討内容を踏まえ《具体化案2》へ

3　小中連携教育を推進するための〔付帯意見〕
(1)小中連携教育を推進するための環境整備
・小中連携教育を推進し、新しく建設する学校をより魅力的な学校とするために、小・中学校を同時に建設(小中併設校)する必要性
・統合により小・中学校ともに魅力ある2クラス規模の学校を想定しているため、校舎は別棟にして小学校と中学校の独立性を保障する必要性
↓
〔付帯意見(1)〕へ

(2)新校舎の建設場所を適切な位置の選定
・小・中学校2校分の校地の広さ、防災上の課題解消、登下校時の安全確保、用地取得の容易さ、通学距離の適切さ等の条件を考慮
↓
〔付帯意見(2)〕へ

問い合わせ：
総務課　総務係【電話】3-0505
教育委員会　学校教育係【電話】3-0526