松阪地区広域消防組合の救急体制、救急医療はひっ迫している状況です。このような状態が続くと、「助かるはずの命が助からない」事態が発生することが考えられます。まずは、かかりつけ医、地域の病院や診療所を受診し、医療機関の機能・役割に応じた適切な受診が実現するよう、救急医療体制のあり方を検討しました。その結果、松阪地区において、令和6年6月1日(土)より、下記に該当した場合、選定療養費を徴収することとしました。
開始日:令和6年6月1日(土) 午前8時30分から
徴収の対象:救急車により、三基幹病院(松阪中央総合病院、済生会松阪総合病院、松阪市民病院)に搬送され、診察などの結果、基本的に入院に至らなかった患者
※徴収対象外とする方
・入院に至った方
・紹介状持参の方
・公費負担医療制度の対象の方
・災害により被害を受けた方
・労働災害、公務災害、交通事故
・医師の判断
選定療養費:7,700円(税込み)/件(人)
〔選定療養費とは?〕
「初期の診療は地域の病院で、高度・専門医療は大きな病院で行う」という医療機関の機能分担を目的に設定された制度です。紹介状を持参せず200床以上の地域医療支援病院を受診した場合に、患者さまに負担いただく費用が義務づけられており、現在、三基幹病院でも運用しています。
■こんなときは
・救急車を呼ぶほどでもないときの相談
・不意のけがの応急手当
・赤ちゃんが夜中に熱を出した
・メンタルヘルスに関する相談など
◇松阪地区救急相談ダイヤル24(無料)
【電話】0120-4199(よいきゅうきゅう)-17(いーな)
※急いで病院に行った方が良いと思われるときは、ためらわず119番通報してください。
安心してお電話ください。看護師・保健師・医師がわかりやすくアドバイスします。
■すぐに診てもらえる病院を探す
◇三重県救急医療情報センター
【電話】059-229-1199(24時間)
◇医療ネットみえ
【URL】https://www.qq.pref.mie.lg.jp/
問合せ:住民ほけん課 健康づくり係
【電話】52-7116
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