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まちの話題

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三重県明和町

■斎宮きららの森で植樹祭「さくらプロジェクト」の苗木100本
公益財団法人岡田文化財団と明和町は11月16日、斎宮きららの森で、三重県「さくらプロジェクト」の一環の植樹祭を行いました。関係者や町内の園児など約130人が参加してソメイヨシノの苗木100本を植樹しました。
三重県「さくらプロジェクト」は県内に桜の名所を増やして人が集う場所にしてもらおうと公募で選んだ45の団体や地域に3年間でさくらの苗木5000本を贈呈する活動で、岡田文化財団が実施主体です。
植樹祭は下村町長のあいさつに始まり、岡田文化財団の辻晴芳理事(写真(左))が財団の成り立ちやさくらプロジェクトについて説明。その後、辻理事から下村町長に贈呈状が手渡されました。
その後、三重造園の早野愛花取締役から「苗木のコブのところまでしっかり土をかけて」「土手のように水が溜まる場所を作ってあげて」などと植樹の方法が説明されました。
5本の苗木がまず、関係者とともに、いつきのみやこども園、明和ゆたか園、第2明和ゆたか園の園児たちによって植えられました。その後10のグループに分かれて斎宮きららの森のさまざまな場所に95本の苗木を植え終わりました。
苗木は5年ほどで花をつけ、子どもたちが大人になる15年から20年後には立派な桜の木に成長するということです。

■町民文化祭を開催 50周年迎えて新イベントも
第50回明和町民文化祭が11月2、3の両日、Dreamオーシャン総合体育館と中央公民館で開催されました。50周年となる今回は、eスポーツ体験会や誰でも弾けるストリートピアノを設置するなど新しいイベントも実施し、大勢の来場者で賑わいました。
町民文化祭は、住民が日ごろから取り組んでいる文化活動の発表と町の文化振興を目的に行っている催しです。
Dreamオーシャン総合体育館の会場では、中央公民館講座の受講生や同好会の会員、町内小中学校の児童・生徒の書道や絵画、写真など力作が展示され、来場者が熱心に鑑賞していました。2日のeスポーツ体験会は子どもから高齢者まで楽しめる人気ゲームで盛り上がりをみせていました。
中央公民館の会場では、2日は恒例のカラオケ大会でのど自慢たちが熱唱、3日の芸能大会では出演者が踊りや楽器、武道など日ごろの練習の成果を披露して喝采を浴びていました。また、今回はそば打ち講座の受講生による手打ちそばのふるまいも行われ、事前に申し込まれた20人が打ちたての二八そばに舌鼓を打っていました。

■御絲織物が創業150周年記念の限定柄を考案名刺入れを製作し100個販売
下御糸地区で三重県指定伝統工芸品の松阪木綿(御糸織)などを生産する御絲織物株式会社は、11月に創業150周年を迎えたのを記念して、限定柄による御糸織の名刺入れを製作しました。
御糸織は濃淡の異なる4色の藍色の縞柄で織られる織物で、江戸時代には松阪木綿として江戸でも人気が高かったといわれます。
限定柄は西口裕也社長と次女の怜佳(さとか)さんが一緒に考案しました。一般的な御糸織が濃紺を主体とした柄なのに対して、今回考案した柄は藍色の中で最も染めの薄い「かめのぞき(うるみ)」と呼ばれる色が広めに使われているのが特徴で、明るくさわやかな印象となっています。
御絲織物は限定柄の御糸織を使った名刺入れを100個製作する予定です。西口社長と妻で御絲商事株式会社社長の真紀さんが11月13日に役場を訪れ、下村町長に紹介しました。
下村町長は「歴史を積み重ねて150年を迎えられた。明和町の伝統工芸の礎を築かれ今後も発展してほしい」とエールを送りました。
名刺入れは斎宮歴史博物館内の特産品販売店「あざふるさと」と明和町観光協会で販売されます。

■擬革紙の会が作品3点を町に寄贈
三重県の伝統工芸品である擬革紙による作品『明和町町章』(小嶋正雄氏)、『旅立ちの儀式』(林隆久氏)および『明和ぎかくしMAP』が、参宮ブランド擬革紙の会により10月31日に明和町に寄贈されました。
これらの作品は中央公民館で9月14~16日に開催された「参宮ブランド擬革紙の会創立15周年三重県指定伝統工芸品認定10周年記念イベント」に出展されたものです。
『旅立ちの儀式』は第21回フォトコンテスト斎王賞の写真をちりめん加工による擬革紙にプリントして独特の風合いを表現しています。
『明和ぎかくしMAP』は会期中の来場者による共同作業で、縦190×横130センチメートルの大きな町内地図に神社やお寺など擬革紙で作った色とりどりのランドマークを貼り付けた力作です。
明和町役場の1階ロビーと2階町長室前に展示しています。役場にお越しの際はぜひご覧ください。

■明和町消防団が秋季訓練
明和町消防団は11月17日、明和町役場職員駐車場で、各地区の消防団員83人が参加して秋季訓練を行いました。
災害現場で必要な編成訓練が行われ、小隊訓練・中隊訓練では指揮者の合図に合わせて機敏に変化する隊の動きに緊張感が伝わってきました。通常点検では、下村町長を先頭に参加者が列を作り、団員たちの服装や身だしなみも確認しました。
今回の訓練では、消防団活動に必要なチームワークと体力を培うことを目的に「体力錬成訓練」を実施。分団対抗綱引きで熱戦が繰り広げられました。
決勝戦は第1分団と第2分団で行われました。双方の力が拮抗し、3本目までもつれ込む接戦となりましたが、第2分団が優勝しました。第2分団と第1分団にはそれぞれ優勝と準優勝の賞品が下村町長から贈られました。
明和町消防団は平常時も住民への防火指導、応急手当指導など「教える消防団」を目指しています。秋季訓練を通して、空気が乾燥し火災が増える冬に備え、士気を高めていました。

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