■「令和6年度明和町二十歳の集い」開催
令和6年度の「明和町二十歳の集い」が1月12日、中央公民館で行われました。町では、令和4年度からこれまでの「成人式」を名称変更して、20歳の人を対象に式典を開催しています。今年度は令和6年4月2日から令和7年4月1日に20歳となる171人が出席しました。
二十歳の集い代表の下村明日香(しもむらあすか)さんは「仲間と本日こうして再会し、20歳としての誓いを共にできたのは、親身にご指導いただいた先生方、温かく見守ってくれた地域の方々、そして大切に育ててくれた父、母や家族、すべての方々とのつながりがあったからこそです。それぞれの目標に向かってこの明和町で過ごした仲間たちと一歩一歩歩み続けていきたいと思います」と決意の言葉を述べました。
式典の後は記念撮影が行われ、出席者は久しぶりに会う同級生と楽しい時間を過ごしました。20歳を迎えた皆さん、おめでとうございます。
■初日の光新春染める
明和町の新春行事「初日の出を迎える会」が1月元旦、大淀海岸で行われ、初日を一目見ようと大勢が訪れました。
この催しは例年、町民の皆さんの健康や町のさらなる発展を祈念して新春の幕開けを大勢で祝おうと明和町観光協会が開催しています。
どんど火が焚かれた周りでは人々が暖を取りながら、業平夢太鼓の演奏を楽しんでいました。会場ではキッチンカーも並び、温かい飲み物や食べ物を販売。日の出を待ちながら催しを楽しんでいました。
初日の光が辺りを明るく照らし始めると参加者から声があがり、初日の写真を撮ったり家族や友人と記念写真を撮るなど、元旦の清々しさを堪能していました。
■更生保護制度に貢献し表彰 町内3名が役場を訪問
罪を犯して服役した人などの社会復帰を支援する更生保護制度ができて75年になるのを記念して令和6年11月28日に開かれた「第34回三重県更生保護大会」で明和町在住の保護司など7人が表彰されました。受賞者のうち3人が12月13日に明和町役場を訪れて町長と懇談しました。
昭和24年に始まった更生保護制度は刑務所や少年院から仮釈放された人などの社会復帰を地域の保護司などが支援する制度で、三重県内では約670人の保護司が活動しています。
役場を訪れたのは保護司の北岡泰(きたおかやすし)さん、田所伸久(たどころのぶひさ)さん、更生保護女性会員の永島(ながしま)せい子(こ)さん。町内の保護司が所属する多気郡保護司会と明和町更生保護女性の会では、中学生が寺の境内を清掃する社会参加活動の実施や中学生対象の薬物乱用防止教室などさまざまな啓発活動を行っています。
これらの人たちは民間ボランティアで、明和町では64人が活動しています。北岡さんらは町長室で活動に携わったきっかけや受賞の喜びを語りました。
大会では功績のあった個人や団体の代表約300人に表彰状が贈られました。明和町の受賞者は以下の通りです。(敬称略)
※詳しくは本紙をご確認ください。
■子どもたちの安全・安心のために
町内の17社で構成する明和サンライズクラブから令和6年12月25日に寄付金50万円をいただきました。
同クラブは地元企業や団体が寄付活動などを通じた地域貢献を目的に平成20年に発足。ほぼ毎年、町に寄付をしていただいており、今回が15回目になります。
役場を訪れた土屋忠(つちやただし)さん(土屋建設代表取締役)=写真(左)=と上田元洋(うえだもとひろ)さん(明和設備工業代表取締役)=写真(右)=は、地域貢献活動強化のためにも「防犯や教育のために何かしたい人がいればメンバーを増やしたい」と話していました。
町では子どもたちの安全・安心のために活用させていただく予定です。ありがとうございました。
※写真は本紙をご確認ください。
■美し国三重市町対抗駅伝 明和町選手団が結成
「第18回美し国三重市町対抗駅伝」に参加する明和町選手団がこのほど結成され、1月19日に明和町役場研修室で結団式が行われました。
選手団は、選考会を経て選ばれた小・中学生など20名の選手と監督、コーチらで構成されており、上位入賞を目指して練習に励んでいます。
美し国三重市町対抗駅伝は、県内29市町の小学生から社会人までの混成チームによる駅伝競技で、平成19年度からコロナ禍で中止となった2年間を除いて毎年開催されています。
また、結団式に先立ち選手団を応援して多気郡農業協同組合様から選手団にスポーツドリンク、株式会社はぐみ様からスポーツ栄養補助食品が贈呈されました。
■吹矢競技の全国大会で優勝した稲垣さんが役場を訪問
弓道のように吹矢で的を狙い得点を競う競技「スポーツウエルネス吹矢」全国大会で優勝した稲垣真奈美(写真(中))さんが12月3日、明和町役場を訪れ、町長に優勝の報告を行い、喜びを語りました。
稲垣さんが出場したのは東京都のひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で11月12日に開かれた「第13回全日本スポーツウエルネス吹矢選手権大会」の全国大会で女子8メートルの部。稲垣さんはスポーツウエルネス吹矢明和いつき支部に所属。毎日欠かさず練習してきた努力の成果を発揮し、出場者72名の頂点に立ちました。
スポーツウエルネス吹矢は5~10メートル離れた円形の的をめがけて5本の矢を吹いて合計得点を競うスポーツ。日本スポーツウエルネス吹矢協会によると競技人口は約7万5000人。
役場を訪れたのは稲垣さんと明和いつき支部代表の伊い藤とう美み鈴すずさん。稲垣さんは「これからも練習を重ねて次の目標に向けて頑張ります」と意欲を語りました。
■災害に備え簡易トイレを寄贈
多気郡農業協同組合様から1月7日、地域貢献の一環として明和町に災害など緊急時に活用できる簡易トイレ1400回分を寄贈いただきました。
多気郡農業協同組合は地域の農業経営支援のほか、スポーツ振興や地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。
町では寄贈いただいた簡易トイレを災害対策用備品などに活用させていただく予定です。ありがとうございました。
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