肝炎ウイルス検査はお済みですか。

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7月28日は、WHO(世界保健機構)が定める「世界肝炎デー」です。
WHOは、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎の蔓延防止、感染予防、感染者に対する差別や偏見の解消を目的として定めました。
肝疾患や肝炎ウイルスの感染予防に関して、全国で様々な啓発活動が行われています。

●肝臓のニックネームは「沈黙の臓器」。
肝臓は人体の中でも最大の臓器で、右腹部の肋骨の内側にあります。肝臓には、500を超える生命を維持するための機能があり、「代謝」「解毒」「貯蔵」「合成」の大きく4つの分野に分かれています。肝臓は、知覚神経が通っていないため、よほど悪化しないと自覚症状が出現しません。なかなか疲れがとれない、食欲がわかない、吐き気がする、急にお酒が弱くなった、体のあちこちがかゆい などの症状はありませんか?これらの症状は、肝臓のSOSかもしれません。心当たりがある場合は、肝機能や脂肪肝の検査をしましょう。

●ウイルス性肝炎とは?
ウイルス性肝炎とは、肝炎ウイルスに感染し、肝臓の細胞が壊れていく病気です。
肝がんの原因の80%は肝炎ウイルスです。放置すると、肝炎→肝硬変→肝臓がんへと重症化が進みます。

●肝炎ウイルス検査を受けたことがありますか?
朝日町では、肝炎の早期発見・早期治療を目的として、健康増進法に基づき肝炎ウイルス検査を実施しています。

対象：今年度40歳～70歳になる方(S28.4.2～S59.4.1生まれ)で、肝炎ウイルス検査を受診したことがない方
※40歳になる方(S58.4.2～S59.4.1)は個別に通知いたします。
※それ以外の年齢の方は、子育て健康課窓口までお問い合わせください。
【電話】377-5652

検査内容：HBs抗原検査　C型肝炎ウイルス検査(血液検査)
検査料金：無料
実施期間：7月1日(土)～11月30日(木)
実施場所：四日市および三重郡内の指定医療機関