子育て支援だより

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■「子育てワンポイントアドバイス」
◇第214回『遊び』
作業療法士　塩津裕康

作業療法士の塩津です。今回は遊びについて取り上げてみたいと思います。
人間にとって遊びは重要な活動だと思います。ホイジンガという学者が人間を『ホモ・ルーデンス』と呼びそれは『遊ぶ存在』という意味を持ちます。そもそも人間は遊ぶ存在であり、遊びがあったから現在のような社会や文明を築けたのだと思います。
では、遊びとはなんでしょうか?現在、さまざまな異なる定義があり『遊びとは何か?』と説明することは非常に困難です。明確にこれ!と言い表せないのですが、いくつかの上限を満たせばその活動を遊びとしようという考えがあります。それは以下の3つです。
(1)誰がしたいと思っているか：子ども自身‒他者
(2)誰がコントロールしているか：子ども自身‒他者
(3)現実離れの度合い：活動が現実離れしている‒活動が現実離れしていない
子ども自身がしたい活動で、自身でその活動をコントロールし、より現実離れ(見立てる・ごっこ遊び・空想遊び、など)している活動が『遊び』といえます。
子どもだけでなく、大人もしっかり遊びましょう!

※塩津作業療法士は、あさひ園で個別療育相談、朝日小学校で巡回相談を行っています。

■10月の子育て支援事業

*本紙最終ページに子育て健康課の子育て事業を掲載していますので、ご覧ください。
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