文字サイズ
自治体の皆さまへ

子どもによる薬の誤飲を防ぐためにできること

6/25

三重県朝日町

町では、皆様に安心してお薬を使用してもらうために、昨年度から四日市薬剤師会と協力して様々なお薬情報をお伝えしています。
今月号は子どもに焦点を当てた薬の誤嚥防止についてお伝えしていきます。

■子どもによる薬の誤飲を防ぐためにできること
四日市薬剤師会
薬剤師 橋本世李

◇小児の誤飲報告件数

子どもによる誤飲事故は毎年発生し薬の誤飲も多く報告されています。特に睡眠薬、血圧の薬、糖尿病の薬などは誤飲した際のリスクが高いです。子どもの誤飲を防ぐための方法を3つご紹介します。

・手の届く所に置かない
・薬を飲む姿を見せない
・鍵をかけて保管する

特に6か月~1歳半頃は、身近にあるものを口に入れる行動がよく見られます。
薬のアルミシートごと噛んで口を切る、塗り薬のチューブを噛んで誤飲することがあります。手の届く場所に薬を放置しないようにしましょう。
1歳~2歳頃から周囲への関心が高まり、大人の姿を観察して真似をしたくなる時期です。薬を飲む姿も真似してしまうことがあります。足場を使って高い所にも手が届くようになるので、子どもが見ていない所で薬を飲むようにしましょう。
薬の開発が進み、甘くておいしいシロップ剤や粉薬、甘い匂いがする錠剤が増えています。お菓子と間違えて多量に誤飲するケースも増加しています。
鍵のかかる場所で保管することが一番の予防になります。

◇もし、誤飲してしまったら…
誤飲した薬の名前と量を確認して、お子様のかかりつけ薬剤師か、以下の相談機関へ電話してください。

小児緊急電話相談:【電話】♯8000
中毒110番:
・大阪中毒110番…【電話】072-727-2499
・つくば中毒110番…【電話】029-852-9999

▽(一社)四日市薬剤師会薬剤師による「お薬相談(電話・対面)」
日時:毎月第3土曜日 14時~16時
【電話】350-3925
住所:四日市市本町9-8 本町プラザ5階
内容:病院で処方してもらった薬・市販薬・健康食品・機能性食品・サプリメント・漢方薬等について

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU