町長だより

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元旦の能登半島大地震で始まりました令和6年でしたが、皆さまにとりましてはどのような一年だったでしょうか?
行政部門におきましても、前半は「能登半島地震に対する支援」、後半は「町制施行70周年記念に関する事業」の開催、さらに本年度からスタートした「財政改革推進プラン」の実行、「新庁舎建設基本計画」の検討、「タウンミ-ティング」の開催等が重なったこともあり、気がついたら年末という感じのあわただしい年でした。
まず、能登半島地震に対する支援対応につきましては、県内29市町が輪番制により、当町からは2月から5月にかけて4回、延べ5名の職員に現地での支援活動に参加していただきました。任務終了後の報告を通じて悲惨な被害状況を認識すると共に事前の災害対策の必要性を再認識いたしました。
特に、昨今は災害の巨大化が懸念されており、現在、四日市市・川越町・菰野町・朝日町の4市町により取り組みを進めております高潮に対する広域避難の実施計画の重要性についても改めて認識したところです。
次に、11月3日に町制施行70周年の冠称を付けて開催した「ASAHI WAKUWAKU オータムフェス!」は「文化祭」との同時開催ということもあり約3000人の皆様にご来場いただき、賑やかに開催することが出来ました。同時に、記念事業として実施させていただいた「こども絵画コンテスト」には170点を超える応募がありました。いずれも「夢」と「創造力」あふれた作品ばかりで表彰作品の選考には大変苦労しました。来年も多くの方にご参加いただけるよう工夫を凝らした企画を検討して参ります。
最後は、本年4月から取組みを開始させていただいております財政改革推進プランについてです。プラン初年度となる本年につきましては、ほぼ計画通りに進めさせていただいており、その進捗状況については、定期的に議会に報告をさせていただいております。
結びになりますが、既にインフエンザの流行が始まっていると聞いております。師走を迎えて寒さが一段と厳しくなると思われますが、くれぐれも健康管理に留意していただきますようにお願い申し上げ今月のご挨拶とさせていただきます。

令和6年12月1日
町長　矢野 純男