町では皆様に安心してお薬を使用してもらうために、令和4年度から四日市薬剤師会と協力しながらお薬に関する様々な情報をお伝えしています。
今回は災害時についてお伝えします。
◇お薬の災害対策できていますか?
2024年は元旦から能登半島地震があり、防災意識が高まったことで、水や食料などの防災グッズを準備された方も多いと思います。その中には医薬品は入っていますか?
特に、高血圧や糖尿病、心臓病などの持病があり、毎日薬を服用している方は、薬がなくなると命に関わることもあります。災害が起こってから避難所に医薬品が供給されるまで3日程かかると言われています。状況によっては1週間程かかる可能性もあります。そのため、毎日服用している薬は7日分ほど非常持ち出し袋に入れておくと安心です。さら
に、現在服用中のお薬の内容が記載されたお薬手帳のコピーや説明書なども一緒に入れておくと避難所でお薬を出してもらう際にスムーズにお薬を受け取ることが出来ます。
毎日飲んでいる薬がないという方でも医薬品は備えておいた方が安心です。
災害時に役立つ常備薬を紹介します。
・総合かぜ薬
・解熱鎮痛剤
・胃薬・整腸剤
・抗炎症・抗菌作用のある塗り薬
・消毒薬
・その他衛生用品
四日市薬剤師会
薬剤師 橋本世李
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