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自治体の皆さまへ

空き家について考えよう

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三重県東員町

町でも令和3年度調査で324件の空き家が確認されています!

現在、少子高齢化や人口減少社会によって、全国的に空き家が増加し、大きな社会問題となっています。
空き家が放置されると、倒壊や崩壊、ごみの不法投棄、景観の悪化などさまざまな悪影響が生じます。今回は空き家の発生原因や空き家を増やさないための方法を紹介します。

■なぜ空き家が発生するの?
空き家は居住者の死亡や転居、相続などさまざまな理由で発生します。国土交通省が令和元年度に実施した「空き家所有者実態調査」によると、空き家の取得経緯は相続が最も多く、半数以上を占めています。

■空き家が引き起こす問題
空き家は適切に管理されないと劣化が早く進みます。放置された空き家は倒壊の危険やごみの不法投棄、悪臭、ねずみや野良猫の繁殖、雑草の繁茂など衛生面や景観の悪化などの原因となり、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼします。
また、不審火や放火、不審者の出入りなど、地域の防犯性が低下するとの指摘もあります。

■家族で話し合いをしましょう
空き家が発生する原因の半数以上は相続です。家をどうするのか決めておかないと、管理がされず、家族や近所の人に迷惑をかけてしまう空き家になる可能性があります。住まなくなった後の家をどうしたいのか今のうちに家族で相談しておきましょう。
○Point
住まなくなった後の家をどうするか決めていますか?
・誰が家を相続するの?
・相続後は誰が住むの?
・家は売るの?
・誰かに貸すの?
・解体するの?
「私の家は大丈夫」と思い込まず、できるだけ早いうちから考えて、相談しておくことが大切です!

また、空き家を「売る」「貸す」「使う」「解体する」いずれの場合も、空き家内にある家財が問題となります。
元気なうちに、今から、家財の整理をしましょう。

■町ではこんなお手伝いをしています
(1)建設課窓口での相談
家屋の建て替えの可否など、法律の規制について相談の受け付けや説明をします。
(2)東員町空き家・空き地情報バンク
町内の空き家・空き地を売却・賃貸したい人から申し込みを受け、その情報をホームページで公開します。
(3)東員町空家リフォーム支援事業
町外から東員町に移住する人が空き家を改修して居住するときに、改修費用の一部を補助します。
(4)東員町空家除去支援事業
腐朽または破損などで著しく危険性があり、居住することが困難な家屋を解体するときに、費用の一部を補助します。
※要件や申請方法、補助額など、詳しくは建設課窓口にお問い合わせください。

■家の将来について考えてみませんか?
自宅や実家の将来について今からできることを一緒に学びませんか。今のうちに家族と話し合う事、やっておくべき事などを分かりやすく紹介します。
日時:10月21日(土)13:30~15:00(13:00開場)
場所:役場西庁舎 201会議室
内容:人の終活・家の終活 ~実家を空き家にしないために~
講師:一般社団法人太宰府市空き家予防推進協議会 理事 淀川 洋子氏
定員:40人(先着順)
参加費:無料
申込方法:申込フォーム・電話(二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。。)
申込期限:10月6日(金)

問合せ:建設課 都市計画係
【電話】86-2809

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