■介護離職しないために
介護離職とは、介護のために仕事を離職することです。令和4年就業構造基本調査(厚生労働省)によると、1年間で介護を理由に退職した人は10万人以上いて、そのうち約8割が女性です。しかし「介護離職後の方が精神的・肉体的負担が増える」という調査結果もあり、それは次のような状況に陥るからだといわれています。
(1)離職→(2)収入減少→(3)介護サービス減少→(4)肉体的負担・親との時間増加→(5)孤立→(6)精神的負担増加
このような状況にならないためにも「勤務先の制度を利用する」「介護サービスをフル活用する」「親孝行にとらわれすぎない」などのポイントはありますが、まずは一人で抱え込まないことが大切です。
介護離職をする前に、介護についての悩みや不安など、地域包括支援センターまでご連絡ください。介護保険申請や利用に向けた手伝い、適切なサービスの案内などをします。
■イベント情報
問合せ:
第1地域包括支援センター(担当:神田・稲部・三和地区)【電話】76-6000
第2地域包括支援センター(担当:笹尾・城山地区)【電話】76-7771
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