1月12日(日)に「令和7年東員町二十歳を祝う会」が総合文化センターで開かれ、209人が出席しました。出席した皆さんは、きらびやかな振袖やスーツを身にまとい「久しぶり!」「元気にしてた?」と声をかけて再会を喜び、写真撮影や会話を楽しんでいました。
■二十歳の思い
○東員第一中学校 代表 石垣呂山さん
自分らしく生きる。これは、私が落ち込んだり、不安になったりしたときに、自分を正当化してくれる「魔法の言葉」です。この言葉は、どんな自分でも正当化してしまうこともありますが、何事にも怯まず自分を信じて突き進めてくれます。私は、昔から人の評価を強く意識する人間でした。相手に気を遣い、自分の思うことを行動に移せない。「いったい誰のために生きているのか」という疑問が、私に生きる苦痛を与えていました。
皆さんの中にも、同じように悩んだ人がいるのではないでしょうか。しかし、冷静に考えてみてください。そもそも悩む必要はありません。私たちは誰かに生かされているわけではありません。誰かに我慢する必要はありません。この考え方に「社会を知らない」と言う人もいるかもしれませんが、人生をかけて自分らしさを追求することは、私の人生の目標の1つです。
また、自分らしく生きるために「感謝」することは最低限必要で、私は家族にとても感謝しています。この日を迎えられた今、ただ「感謝」という二文字では到底表せられませんが、心から大好きで、自慢できる最高の家族です。
私たちは、周りの人に何を言われようが関係ありません。私たちが最も輝くときは、自分らしく生きているときです。
どんなことがあっても、いつも楽しい日になれる
から、毎日毎日がんばろう。これは、私が小学6年生の時に、二十歳になった私へ送った言葉です。小学生だからこそ、純粋でシンプルないい言葉だと思います。皆さん、これからも自分らしさを追求して、幸せな日々を過ごしていきましょう。
○東員第二中学校 代表 榊原啓示さん
私は、東員町が大好きです。これまでの20年間を振り返ると、たくさんの楽しい思い出や嬉しかった記憶が頭をよぎります。しかし、それと同じくらい悔しい思いや失敗をしてきました。このようなたくさんの経験ができたのも、私がこの町に支えられているからだと思います。
今の私をつくり上げている人生の基盤は3つあり、その全てを「このまち、東員町」での生活の中で手に入れました。1つ目は学生時代、児童会・生徒会を経験したこと。2つ目はこの町でサッカーを始めて、集団での規律を学び、向上心や忍耐力がついたこと。3つ目は学生時代を共に過ごした皆さんとの日々です。
私は今、大学で「社会に必要とされる人間になる」ことを目標に法律を学んでいます。私には将来警察官になりたいという、ずっと変わらない夢があります。三重県警察に勤め、誰からも頼られる存在、誰かを助けられる存在としてこの町を守り、恩返しをすることが私の夢です。
これからの人生、全てがうまくいくとは限りません。悔しくて歯を食いしばるような経験をするかもしれません。反対に、大きな成功を収める人もいるでしょう。未来のことは誰にも分かりませんが、努力をすることでこれからの未来が決まっていくと思います。「やって良かった」と心から思えることをしましょう。もし、辛くてどうしようもなくなったら、いつでも「このまち、東員町」に帰ってきてください。皆さんが安心して帰って来られるように私は警察官として町の治安と安全を守りたいと思います。皆さんも納得できるまで、これからの未来を自分らしく生きてください。
■実行委員に聞いてみた将来の夢・目標
「分らしく」鈴木耀太さん
「謝を伝えられる大人になる」緒方ゆいさん
「人を笑顔にできる大人になりたい」青木希珠さん
「警察官になる!」榊原啓示さん
「簿記3級をとる」大谷内聖奈さん
「大学を卒業する」山岡蒼さん
<この記事についてアンケートにご協力ください。>