◆シンガポールの屋台文化「ホーカーセンター」(1)(全3回)
皆さん、こんにちは。松阪市国際交流員のジェレミーです。日本の「和食」と同じく、2020年シンガポールの「屋台文化」は、「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。
この文化は19世紀、大英帝国に植民地化された時代に始まりました。当時、シンガポールは港湾都市として栄えていて、貿易するため様々な国から人が移住しました。街路で料理を販売するのは儲かるので、自分の故郷の料理を「シンガポール風」にして、屋台を構える「ホーカー」が増えました。
戦後、就職難のため、「ホーカー」になるのが流行し、急増しました。しかし、衛生面や管理体制を整備するため、70年代に政府は「ホーカーセンター」の建設を開始し、地域毎に集約させました。
市HP「国際交流員のページ」で英語版、中国語版も閲覧できます。
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