第64回松阪市美術展覧会

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第64回松阪市美術展覧会が文化財センター(外五曲町)で開催されました。
今年は、4部門に260点の応募がありました。ここでは、各部門の審査評(要約)と入賞者(奨励賞を除く)を紹介します。(敬称略)

第1部 10月1日(日)～8日(日)…絵画、彫刻・工芸
第2部 10月22日(日)～29日(日)…写真、書道

◆絵画
今回はいつもにも増して熱量が高く、思いの伝わる作品が多くみられたように思います。
さまざまな表現のレベルの高い作品が多く、賞候補を決めるにも大変苦労しました。さらに精進され、来年も気迫みなぎる作品を大いに期待しています。

◆彫刻・工芸
技法的な観点ではレベルの高さが際立っていました。また、素材感や表現の幅もあり、バラエティに富んだ会場となりました。工芸ならではの「用と美」を感じさせる作品が多いですが、古くからあるスタイルにとらわれず、オリジナリティやより素材を活かす表現をさらに探っていってほしいです。

◆写真
前回より応募点数が5点減になったことが残念ですが、作品内容はバラエティーに富み、見応えがありました。今後は、物語性のある作品にも挑戦してほしいです。

◆書道
IT化の波の中で昨年に比して若干数ではありますが、出品数が増えたのは幸いです。多彩な作品が出品され、松阪市の文化意識の高さを感じました。
書体の違い、仮名の優雅、調和体の読みやすさ、篆刻の刀意等、各ジャンルにおいて魅力満載でした。

※詳しくは本紙P.26～27をご覧ください。

問合せ：文化課
【電話】53-4397
【FAX】22-0003