1月1日に発生した能登半島地震を始め、8月には南海トラフ地震臨時情報や連日の災害級の暑さ、さらに長期間にわたるノロノロ台風など、多くの自然災害に見舞われた1年となりました。
松阪市では災害への対策強化をはかるため、防災対策の見直しや、小中学生の一斉防災訓練を行うなど、みんなで防災意識を高める1年となりました。そんな2024年を振り返ります。
※令和6年11月15日時点の情報になります。
■3月 郵便局における行政事務取扱開始
飯南・飯高・嬉野地域の5ヶ所の出張所廃止に伴い、窓口業務の一部を日本郵便株式会社に委託しました。委託先の川俣、波瀬、中郷の3つの郵便局では、住民票など公的証明書の交付のほか、国民健康保険の簡易な申請受付など52種類の手続きが可能となりました。
■4月 こども家庭センターの新設
妊産婦や子育て世帯、こどもに対する支援を一層充実させるため、健康センターはるる内に「こども家庭センター」を設置しました。今まで複数の部署にまたがっていた妊産婦支援、こども・子育て世帯支援業務を集約し、ワンストップの相談窓口体制が実現しました。
◎健康センターはるる内に「こども家庭センター」ができました。
■6月 三基幹病院における「選定療養費」の運用開始
一次二次救急医療体制のあり方を検討し、病院と地域の医院・診療所等の機能分担の推進と、地域の救急医療を守るため、三基幹病院において、6月1日から救急搬送における選定療養費の運用を開始しました。
■8月 夢と感動をありがとう!パリ五輪で松阪ゆかりの選手が躍動
松阪市出身の上山紘輝(うえやまこうき)選手(阿坂小、西中出身)と川端魁人(かわばたかいと)選手(中原小、嬉野中出身)がパリ五輪陸上競技種目に出場しました。上山選手は、男子200メートル及び4×100メートルリレーに、川端選手は男子4×400メートルリレーにそれぞれ出場されました。たくさんの夢と感動をいただきました。
◎パブリックビューイングでは、パリにも届くような大きな声援を送りました。
■8月 国宝決定!「三重県宝塚一号墳出土埴輪」
松阪市が所有する船形埴輪を含め、宝塚1号墳から出土した278点が地方自治体所有の埴輪として全国で初めて「国宝」に指定されました。宝塚1号墳の埴輪は松阪市文化財センターに収蔵され、「はにわ館」で公開しています。
■8~9月 超ノロノロ台風襲来!
台風10号は、8月29日~9月1日の4日間にわたり大雨の被害をもたらしました。中でも、阪内川では松尾地区より下流の約1万6,000世帯に、最も危険度の高い『緊急安全確保』が発令されました。また堀坂川では、約30mにわたり堤防が被災するなど、市内各所に甚大な被害が発生しました。『緊急安全確保』は県内で初めて発令されました。
■9月 安心して子育てができる環境の整備
9月1日からこども医療費助成制度が改正され、保護者の所得に関係なく、松阪市に住む18歳年度末までのお子さんの医療費自己負担額(保険適用分)が全額助成されるようになりました。また、小中学校に通う第3子以降の児童生徒の学校給食費がほぼ無償となりました。
■10月 次期市議会議員選挙に向け、議員定数の検討を行う
松阪市議会では、次期市議会議員選挙に向けた議員定数の検討を行うため、専門的な知見を有する学識経験者等で構成する「松阪市議会議員定数等の在り方調査会」を設置し、調査会からの意見を参考にしながら議員定数の検討を行っています。
◎10月21日、調査会より意見書の提出がありました。
■10月 市制20周年の公募事業が決定!
2025年は、市制20周年イヤーです。様々なイベントを予定していますので、一緒に楽しみながら市制20周年をお祝いしましょう!
◎20周年ロゴが決定しました。
■12月 エントリー1万人突破!みえ松阪マラソン2024
みえ松阪マラソン2024は今年で3回目の開催を迎え、3部門の総エントリー者数が初めて”1万人”を超えました。昨年の大会では、「全国ランニング大会100撰」にも選ばれ、全国各地のランナーから注目されています。今年は、12月15日に開催される本大会を、松阪市のみなさんで盛り上げていきましょう!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>