■[インタビュー]医療専門職の連携~フレイル予防教室~
松阪市では理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士がチームを組みフレイル予防教室を行っています。フレイルとは、加齢による筋力の低下、食欲不振、食事中のむせ込み、外出機会の減少などが原因で少しずつ心身の活力が低下し、要介護のリスクが高くなった状態のことです。
◆フレイル予防教室を通して感じたことは?
地域の方の多くは体を動かすことの重要性は認識されています。しかし運動だけでは元気をつくることはできません。なんでも噛めるお口で栄養があるものをきちんと食べることで、運動やトレーニングの効果が十分に発揮されます。多職種が連携した包括的な教室は色々な要素が入っているため、興味が薄いことについても必然的に学ぶことができるのがメリットです。
また、普段勤務している医療機関などでは、すでに何か症状がある状態で接することがほとんどですが、「集いの場」など地域に出向くことで、予防の段階から関われることはフレイル予防を進めていく上でとても大きなことです。今の体の状態を維持するためにも栄養、口腔、運動、社会参加など幅広く目をむけていただきたいです。
今後は、普段地域の集まりなどに参加していない方にこそ、フレイル予防の重要性について知ってもらえるように地域の隅々まで周知ができるように頑張ります。
■[新シリーズ]「ちゃちゃ」っと筋トレ「も~」っと元気に!日々の生活の中に筋トレを取り入れよう!(1)
◇足のすね・ふくらはぎに効果的
足を肩幅程度に開くいすに深く腰かける
1.
(1)つま先を天井に向かって持ち上げ止める
(2)かかとをゆっくり上げ止める
2.10回3セット
問合せ:高齢者支援課
【電話】53-4099
【FAX】26-4035
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