■多民族国家シンガポールの取り組み(1)(全2回)
皆さん、こんにちは。国際交流員のジェレミーです。シンガポールは多民族の国として知られていますが、様々な宗教や文化の違いがある中で、どうやって平和に暮らしているでしょうか?
お互いに円滑に話し合えるように、戦後の新政府は英語をシンガポールの共通語として導入しました。そこで、学校の授業をはじめ、お店のメニューや職場に至るまで、英語がメインの言語となりました。最初、抵抗している人が多かったですが、グローバル化や政府の揺るぎない姿勢のため、国民は次第に受け入れていきました。
こうして、次世代から英語が話せる人が急増し、民族や宗教に関わらず、人々は英語で会話できて、差別などの問題も減少しました。
国際交流員 ジェレミー・アン
◎市HP「国際交流員のページ」で英語版、中国語版も閲覧いただけます。
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