今回の特集では、2024年の振り返りと、2025年の抱負について、竹上市長にインタビューしました。
■国宝指定!三重県宝塚一号墳出土埴輪
平成11年に宝塚1号墳で発掘調査が開始されてから25年が経ち、松阪市が所有する船形埴輪などが、昨年8月、国宝に指定されました。船形埴輪など、全278点の出
土品が国民の宝として認められ、地方自治体所有の埴輪としては全国初のできごととなりました。
国宝となるまで長い時間がかかりましたが、これまで関わりをいただいた多くの皆さまに深く感謝するとともに、未来の子どもたちに国民の宝を残せるということは、本当に誇らしく思います。
■松阪ゆかりの選手がオリンピックで躍動!
昨年のできごとを振り返る中で欠かせないのが、松阪市ゆかりのスポーツ選手の活躍です。なんと2名の松阪市出身選手が、パリ五輪の陸上競技に出場しました。200mと400mリレーには上山紘輝選手、そして1600mリレーには川端魁人選手がそれぞれ出場しました。松阪市ではお二人を応援するため、連日パブリックビューイングを開催させていただきました。時刻が深夜にも関わらず、多くの市民の皆さまが応援にかけつけていただき、パリにも届きそうな大きな声援を送っていました。
それぞれリレー種目では、入賞という素晴らしい結果を残してもらいました。お二人からは多くの“夢”と“感動”をもらうことができ、改めてスポーツのチカラって素晴らしいものだなと感じました。
■連日にわたるノロノロ台風襲来!
本当に動きが遅い台風で、4日間にわたり大雨の影響を受けました。阪内川流域には三重県内で初となるレベル5の“緊急安全確保”を発令しました。緊急安全確保は、直ち
に命を守る行動をとってくださいという内容ですので、自然災害の脅威というのを思い知らされました。
また、山間部では土砂流出等によって交通規制がありました。能登半島地震でもそうでしたが、道路が被災すると現地へたどり着けないというのが一番苦しいところですよね。今回、生活インフラの大切さというのを改めて感じましたし、自分の身を守るための行動をどうしたらよいかを身に染みて分かった1年だったかなと思います。
■2025年に向けて
今年の漢字は「発」です。令和7年という年は、平成17年に1市4町の合併により新「松阪市」が誕生してから20周年という記念の年になります。「発」には、はなつという意味もありますし、前に進んでいくイメージがある言葉ですので、市民の皆さんと20周年の記念事業をどんどんやっていき、松阪の20周年を祝っていきたい、そして全国に松阪市を「発信」していきたい、そんな1年にしたいと思っております。そのためには、市民の皆さまのご協力が不可欠となります。本年も松阪市政にご理解ご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
◎竹上市長の新春インタビューは松阪市行政チャンネルで放送!
1月1日(水)~6日(月)の間、このインタビューの模様を放送します。
是非ご覧ください。
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
今年は巳年です
巳年は新しい挑戦や変化に対して
前向きな姿勢を示す年と言われています
本年が皆様にとって
巳(み)のり多き一年となりますようお祈りいたします
そして、20周年を迎える松阪市とともに
素晴らしい「巳(み)」らいへ「蛇(ジ)」ンプする一年にしましょう
松阪市長 竹上真人
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