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自治体の皆さまへ

高齢者の暮らしを考える 第113回

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三重県松阪市

■安心のまちづくりのために
飯南地域では安心して暮らせるまちづくりのために民生委員・児童委員、警察、消防、地域の民間企業など多くの機関が連携し見守り体制について情報共有や話し合いを重ねています。
今回は、会議を主催する第三地域包括支援センターと社会福祉協議会、会議に出席された皆さんにお話を伺いました。

◆《インタビュー》「飯南地域における見守り体制構築のための会議」
〇見守り体制が作られた経緯は?
飯南地域で高齢者の孤独死が発生したことをきっかけに、民生委員・児童委員だけの見守りでは限界があるとの声が上がり、警察・消防など地域の関係機関との連携の必要性を感じ、第三地域包括支援センターを中心に見守り体制づくりのための会議が発足しました。会議では、地域を回っている際に新聞や郵便が何日も溜まっているなど高齢者の生活の異変を感じた時にスムーズに情報連携できるシステムが必要との意見があり、包括支援センター、社会福祉協議会、松阪市が連携し、「飯南地域における高齢者の見守りマニュアル」が作成されました。

〇包括支援センターとして
・この会議を開催してから、新聞社、郵便局等から気になる方の情報が速やかに入るようになり、早期発見・対応に繋がっています。
・民生委員、企業、地域住民など様々な視点での見守りを行っていくことで、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるような地域づくり、また会議において包括支援センター、社会福祉協議会、松阪市が中心となり、地域の事業所との顔の見える関係づくり、横のつながりづくりを行っていきたいと思っています。

〇出席者の声
・マニュアルが出来たおかげでどこに連絡をしたらいいか明確になり安心しました。
・人との関わりが少ない時代になっているので、高齢者だけではなく子どもや若い世代も含めたみんなが繋がれるきっかけを作っていきたいです。
・民生委員の方も数年ごとに変わられるので、会議で顔を合わすことができるのがいいです。

■「ちゃちゃ」っと筋トレ「も~」っと元気に!日々の生活の中に筋トレを取り入れよう!(7)
◇バランス転倒予防に効果的
(1)左手で椅子や机を持ち、左足を上げて10秒止める
(2)右手で椅子や机を持ち、右足を上げて10秒止める
【ポイント】できるだけ体をまっすぐにして足を上げる
左右交互に5回(慣れてきたら時間をのばしましょう)

問合せ:高齢者支援課
【電話】53-4099
【FAX】26-4035

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