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自治体の皆さまへ

伸びゆくまち・桑名 第25弾

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三重県桑名市

「桑名のまちづくりが進んでいく様子をシリーズ化してお伝えしていきます。」
■医療DX・患者さまにとってより良いサービス提供を桑名市へ
◆医療DX(デジタルトランスフォーメーション)三重大学北勢サテライト(医療分野)が開始
昨年3月30日に三重大学・桑名市・桑名市総合医療センターにより「新しい未来の共創に関する協定」が締結され、総合医療センターに「三重大学北勢サテライト」を設置し、DXを活用した医療分野における患者さま中心の「社会と共創」を推進しています。

▽医療DXとは
医療分野におけるDXの取り組みとして「医療情報の共有」「データを活用したBCP(事業継続計画)強化」「予防医療の促進」「AIの導入」などが挙げられます。
※DX(デジタルトランスフォーメーション)とは「デジタル技術によって皆さんの生活をより良いものに変革すること」です。

▽三重大学北勢サテライトの取り組み
三重大学と総合医療センターの内視鏡装置を専用回線で接続することによって遠隔で内視鏡画像のAI解析を実施します。
また、「桑名市」・「総合医療センター」・「卓球で日本を元気にする会」・「朝日エル」・「ネスレ日本」などとの共催による城南まちづくり拠点施設で始めた「桑名卓球珈カフェ琲(予防医療)」において、スマートウォッチなどのウェアラブル端末を活用し血圧や心拍数などを計測し、運動前後の変動を調べ、参加者の健康増進や病気の予防につなげていくことを目的としたプロジェクトの試験運用を行っています。
今回、三重大学北勢サテライトのプロジェクト第一弾として、患者さま本人がスマートフォンで管理する電子カルテ=PHR(パーソナルヘルスレコード)NOBORIの運用を開始しました。
※PHR(パーソナルヘルスレコード)は、医療機関に受診した検査記録(医療情報)や、個人で記録している血圧や体重・睡眠時間などを集約し、自らが管理することで健康増進や生活改善につなげていこうというものです。

◆アプリ「NOBORI」運用開始
総合医療センターでは今年5月から「NOBORI」を利用したPHRサービスの運用を開始しました。
▽「NOBORI」でできること
1.採血結果の閲覧
2.お薬(内服・注射)の閲覧
3.画像の閲覧
4.健診・人間ドックの結果の閲覧
5.予約情報の確認・通院履歴の閲覧
※予約日が近づくとスマートフォンに通知されます

また、NOBORIでは子どもの情報を両親が管理でき、遠方の家族へ患者さまの情報を共有する「家族共有」や、かかりつけのクリニックの医師にスマートフォン画面を見せることで画像や採血結果などを確認してもらうこともできます。

◆「NOBORI」を利用した今後のサービス展開
(1)医療費後払い ※12月11日(月)稼働
NOBORI上でクレジットカードおよび後払い機能を登録することで、診察終了後に会計を待たずに帰宅することが可能となります。(※一部後払いが利用できない場合もあります)

(2)待合番号表示
総合医療センターへ来院し受付を行った後、NOBORIの画面へ診察の待合い番号が表示されます。今まで診察室前で順番待ちする必要がありましたが、スマートフォンで確認できるため、自宅や駐車場など離れた場所で待つことができます。(ただし、診察番号をお呼びしても来院されていない場合は順番が後になることがあります)なるべく病院での滞在時間を減らし、患者さまや、付き添いの家族にとって利便性が高くなるサービスの展開を期待し今年度中の運用開始をめざしています。

◆「NOBORI」の利用方法
まず、患者さまのスマートフォンにNOBORIのアプリケーションをインストールします。
アプリケーション上でアカウント登録後、医療機関登録画面で「桑名市総合医療センター」を選択します。登録後、総合医療センターの総合案内窓口(月~金曜日8時30分~17時)へお越しください。診察券による本人確認を行い、電子カルテとの連携をします。不明点がありましたら、総合案内窓口へお尋ねください。
▽利用料について
利用料(無料プラン)はかかりません。
無料プランでは過去1年以内の情報を参照できます。1年以上前の医療情報を参照する場合は月額100円の利用料が発生します。

※アプリケーションインストールはこちら(本紙PDF版3ページ参照)から

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