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くわな防災教室

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三重県桑名市

今月のテーマ:今年1年の振り返りと災害への備え

■災害は他人事ではありません
令和5年も残り1カ月となりました。今年1年を防災の観点から振り返ると、桑名市には大きな被害はなかったものの、全国各地では浸水や土砂災害などさまざまな被害が発生しました。
特に忘れがたいのが、5月下旬から6月初旬に発生した豪雨災害です。停滞していた梅雨前線に台風2号に伴う暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、三重県南部や愛知県東部に線状降水帯が発生しました。これにより、愛知県東三河地域では短時間で非常に激しい雨が降り、河川の氾濫による床上浸水などの住宅被害、道路損壊、土砂崩れのみならず、人的被害が出るほどの甚大な被害が発生しました。
桑名市は、被害が大きかった東三河地域から直線距離にして70kmほどの場所に位置しており、決して他人事では済まないほど差し迫っていた災害だったと言えます。

■事前の備えが大切です
線状降水帯の予測はまだ難しく、このような雨は、いつ、どこで発生してもおかしくありません。緊急時に慌てることのないよう、事前に次のことを備えておきましょう。

○避難先やルートの確認
可能であれば、親戚や知人宅などの縁故避難先を確保し、避難先までの複数のルートを確認

○非常持出袋の確認
家族分を準備し、消費期限や動作を確認

○災害発生時の情報取得方法の確認
桑名市災害時緊急メールなどを事前に登録する

今一度、家族、友人、親戚などと話し合い、いざという時に慌てず速やかに避難行動が取れるようにしっかり備えましょう。

問合せ:防災・危機管理課
【電話】24-1185【FAX】24-2945

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