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【市長まちなか探索】揖斐川沿い・旧城下町エリア

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三重県桑名市

今月のテーマ:盛り上がる揖斐川周辺

今月の特集は「なんかおもしろいこと始まる揖斐川沿い・旧城下町エリア」です。
もともと桑名宿は、東海道五十三次42番目の宿場町として栄えました。桑名宿は、東海道全ての宿場町の中で、二番目に旅籠屋が多かったと言われていますが(一番は熱田の宮宿)、これには理由があります。宮宿と桑名宿の間は、東海道唯一の海上路。天候や波などの理由で舟が出ず、足止めを食らい、宿泊せざるを得ない客が多かったのでしょう。たくさんの宿泊客のおかげで、桑名のまちが発展したのです。
移動方法が自動車中心になるとともに、桑名宿周辺の宿泊施設は急速に減少しました。それが令和の時代に入り、新たな宿泊施設がまたポツポツ増えてきました。しかもかなり特徴的な施設ばかり。
今、世界中で、宿泊施設を核として、まちづくりを進める都市が増えています。観光で宿泊すれば、周辺で飲食したり、遊んだりと、当然のように施設周辺で滞在することになるため、町が活気づくのです。桑名宿周辺に宿泊施設を誘致できないか、考えています。
また、揖斐川沿いの公共空間を活用して、もっとおもしろい空間を作ろうと「桑名市かわまちづくり協議会」が設立されました。実は今、国における堤防の考え方が、がらっと変わってきていて、全国的にはすでに堤防の上に商業施設を建設して運営している事例なども出てきています。揖斐川沿いでも何かおもしろいことができるのではないか。地域の人や事業者などと議論を交わしながら、可能性を探っていきたいと考えています。

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