桑名市総合医療センター
理事 今井 寛(ひろし)さん
今月のテーマ:地域医療を守るために
本年4月から桑名市総合医療センターで勤務しています。これまで30年以上救急の現場で勤務していました。救急医療に関わった私から皆さんに地域医療を守るためにお願いです。必要な人に適切な医療を受けていただくためにも大切なことです。
昼間に「かかりつけ医」で受診しましょう。
休日・時間外の救急受診や不必要な救急車の利用は控えてください。医師や看護師などと患者さんご家族みんなで思いやりの支え合える関係をお願いします。
救急車は、けがや急病など緊急に病院へ1分でも早く搬送しなければならない人たちのためのものです。緊急でないのに救急車を要請すると、脳卒中や心臓病や大けがで救急車が直ちに必要な場合、遠くの救急車が出動することになり、到着が遅れ、救える命も救えなくなるおそれがあります。
緊急性がなく自分で病院へ行ける場合は、救急車以外の交通機関を利用してください。判断は難しいので桑名市のホームページにはさまざまな情報があり、いざという時に備えて「夜間・休日に急病の時は」や「救急車を呼ぼうか迷ったとき」を見てください。自分の大切なご家族や学校・職場でも何かあった時に適切な対応をしていただけることにもつながり、人命救助にもなります。良い機会ですから多くの人にお知らせください。
市ホームページ「夜間・休日に急病の時は」は左記QRコード(本紙PDF版14ページ参照)からご確認ください。
問合せ:総合医療センター
【電話】22-1211【FAX】22-9498
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