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自治体の皆さまへ

くわな防災教室

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三重県桑名市

今月のテーマ:防災教育の取り組み

■防災教育の目的
防災教育の目的は「命を守ることを学ぶ」ことです。そのためには、まず、災害の発生原因を知り、地域の災害特性を把握しなければなりません。そして、災害から「命を守る」ために、どのように備えればいいのか、どう行動すればいいのかを知る必要があります。
市の防災教育では、小学4年生から中学2年生の生徒を対象として、これらのことを学年に応じて学ぶことができるようカリキュラムを組んでいます。桑名市は、同じ市内であっても地域によって災害リスクが大きく異なります。最初は「自分の命は自分で守る」ことから学び、すべてのカリキュラムを終えた後には、災害時に「地域特性や状況に応じて自ら考えて行動できる」「家庭や地域で防災の担い手となる」ことを目標に防災教育に取り組んでいます。

■学習内容
◇小学生
防災マイバック(非常持出袋)の説明および展示、消火器取扱訓練、避難マップの作成、自宅寝室の安全点検をします。このほかにも、南海トラフ臨時情報について、ビデオ「南海トラフ地震その日が来たら…」を視聴後にデスカッションをしたり、防災倉庫や資器材を見学したりします。

◇中学生
体育館でファミリールームを使った避難所体験学習をしたり、桑名市防災マップを活用した防災ワークショップをしたりします。
市では、防災学習の効果を高めるため、講義を聞くだけではなく、体験型・参加型の授業形式をとっています。また、家庭や地域で防災の担い手となれるよう、防災学習で学んだことを家族と話し合うよう求めています。大切な自分の命、家族の命を守るため、家族の皆さんも子どもたちと一緒に防災について話し合ってください。

問合せ:防災・危機管理課
【電話】24-5297【FAX】24-2945

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