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自治体の皆さまへ

令和6年 年頭のあいさつ

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三重県桑名市

■住み続けられるまち桑名をめざして
桑名市長 伊藤 徳宇

あけましておめでとうございます。
市民の皆さまには健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
これまで多くの皆さまから温かいご支援、ご支持をいただき、市政の運営を担わせていただいております。新年を迎え、桑名市の未来をつくることへの決意を新たにしているところです。
昨年は、猛威をふるった新型コロナウイルス感染症が落ち着き、市民の皆さまにとっても徐々に生活が戻ってきていることと思います。
そのような中、全国的にも大きな問題となっています人口減少について、桑名市でも14万人を下回り人口減少の波が来ています。その波に打ち克つべく「人口減少対策パッケージ14万リバウンドプラン」を打ち出し、さまざまな事業で対策を講じてきました。
主に子ども医療費の18歳まで無償化や市独自の子ども応援手当の支給を行い、いずれも所得制限を設けず平等に制度が受けられるようにしました。桑名への移住者に最大100万円を支給する支援などを行ってきました。
また、出会い・結婚支援事業では、全国で初めてマッチングアプリ会社と連携し、出会い・結婚の支援も行ってきました。人口減少対策は一朝一夕では成し遂げられませんので、今年も引き続き行ってまいります。
さて、今年は桑名市、多度町、長島町が合併して20年を迎える年です。これまで市民の皆さまが培ってきたさまざまな功績や努力が今、実となって大きくなり、新桑名市として大きく発展してまいりました。桑名市総合医療センターの開院による地域医療の発展、50年ぶりにリニューアルした桑名駅や公民連携による神馬の湯のオープンによる地域活性化、津波避難誘導デッキによる防災力の強化など大きく成長してきました。
また、皆さまのお力添えにより市の財政力も強化され、これからの20年を見据えたまちづくりをしていく基盤を整えることができました。
市民の皆さま一人一人の行いがこれからの桑名の未来をつくっていきます。市として住み続けられるまちとなるよう、皆さまの安全を守り、安心して暮らせるよう市政運営を行ってまいりますので、一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。
本年が皆さまにとってすばらしい年になりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とします。

■これからの桑名を、市民の皆様とともに
桑名市議会議長 冨田 薫

あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、新春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
日ごろは、市政の発展と議会運営に対しまして、ご理解とご協力を賜り、心からお礼申し上げます。
私は、令和5年12月定例会で、議員各位のご推挙により第22代目となる議長に就任しました冨田薫です。誠に身の引き締まる思いであり、その責任の重大さを痛感している次第です。
議長として、住民福祉向上と市政発展のため全力を傾注し、市民の皆様の期待と信頼に応えていく所存ですので、何卒格別のご指導とご厚誼(こうぎ)を賜りますようお願い申し上げます。
さて、地方自治法の改正により、地方議会の役割、議員の職務などが明確化されました。地方議会に対する関心・理解を深め、多様な人材が参画する地方議会となるためには、主権者教育の取り組みが重要となってまいります。桑名市議会は、以前から小学校の社会見学の受け入れを行うなど、これからを担う若者への働きかけに力を入れていました。その取り組みをさらに加速させていきたいという考えで、昨年から主権者教育に関する新たな取り組みを開始しました。
投票率の低下や、議員の性別、年齢構成の偏りなどは全国の地方議会共通の課題であります。桑名市議会としても、多様な人材に参画していただくことが必要と考えています。
そこで、若い世代の皆様が将来、主体的に社会に参画できるよう、市内の小中学生に対し議員を派遣し、議会の仕組みや議員の活動を伝えるとともに、子どもたちと意見交換を行う「桑名市議会出前授業」を始めました。
人口減少や高齢化など社会を取り巻く環境がさらに厳しさを増す中、将来の地方自治を担う子どもたちに、住民自治の根幹をなす地方議会への関心を高めてもらうことは、市議会としての重要な役割の一つです。桑名市のこれからを市民の皆様とともに考えながら、活発な議論を行い、情報発信に努めてまいります。
結びになりますが、市民の皆様にとりまして、新しい年が実り多きすばらしい一年となりますよう心からご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とします。

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