第26弾 伸びゆくまち・桑名

2／46

◎桑名のまちづくりが進んでいく様子をシリーズ化してお伝えしていきます。

■新たな道路やスマートICの整備を進め、さらなる企業誘致推進へ
桑名市では、新規雇用の機会が増えたり、税収が増えたりすることにより市民の皆さんのサービス向上につながることから、まちづくりを進めるための最重要施策の1つとして企業誘致を積極的に進めています。企業誘致をすると、どんなメリットがあるのか、さらには桑名に来ていただいた企業の皆さんがどのような思いで活動されているかをご紹介していきます。

◇企業立地協定締結数

桑名市は交通の利便性が高く、工業用水や電力などの公共インフラも整っており、企業誘致に有利な環境を有しています。
新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けた年度もありましたが、桑名市に進出する企業との立地協定締結数は順調に推移しています。

◇企業誘致の目的・効果
企業誘致が進むことで、経済が活性化し、桑名市がより元気なまちになります。
具体的には法人市民税や固定資産税が増え、新たな雇用が創出されて生産年齢人口が増加します。
市は増加した税収を、福祉サービスや福祉や教育といったソフト事業や道路整備をはじめとしたハード事業など、さまざまな行政サービスに活用しますので、市民の皆さんの生活環境が充実します。
実際に市の固定資産税は平成29年度と令和4年度との比較で約5億円も増えており、その大きな要因は企業誘致に伴う投資の増加による効果となっています。

◇大山田PAスマートIC(仮称)
昨年9/8に桑名市初となる大山田パーキングエリアでのスマートインターチェンジが準備段階調査箇所に採択されました。
10/27には国土交通省、中日本高速道路(株)、三重県などの関係者と第1回準備会を開催しました。また、並行して国土交通省による準備段階調査を進めていただいています。
※「大山田PAスマートIC・桑名北部東員線図」は本紙PDF版4ページをご覧ください。

◇桑名北部東員線計画
桑名北部東員線とは国道258号播磨地内から東員町の穴太を結ぶ、延長8,450mで平成4年に都市計画決定された道路です。令和4年度には設計業務に着手、令和5年度には整備基金の積立を行い、着実かつスピード感をもって進めています。
※「桑名北部東員線整備のメリット」の詳細は本紙PDF版4ページをご覧ください。

■近年、誘致した企業にお話をうかがいました
《東伸熱工株式会社　三重工場》
生産3課　第5工場　係長　佐藤　武(たけし)さん
▽平成17年9月から稼働
昨年7月から三重第5工場の操業を開始しました。金属の熱処理を行っている会社ですが、地域社会・住民の皆さんに寄り添い、皆さんと共に発展し、地域社会に貢献していきます。

《ノザキ製菓株式会社　三重工場》
企画開発部　部長　伊藤　真也(しんや)さん
▽平成14年10月から稼働これまでのチューイングガムなどに加えて、チョコレート・健康食品の製造を始めました。地域に貢献できる企業としてまい進していきます。ご期待ください!

《ホテルルートイン桑名》
桑名マネージャー　安武　茉美(やすたけ　まみ)さん(C)ROUTE INN HOTELS
▽令和5年11月から開業
アクセス良好な好立地にあり、ビジネス・観光とさまざまなシーンでご利用頂けます。多くの企業、観光レジャー施設が点在する桑名市の魅力をお客様にお伝えしていきます。

《カインズ桑名流通センター》
物流インフラ開発部　部長　石那　田篤(いしなだ　あつ)さん
▽令和6年4月から稼働予定
桑名市の立地を生かして、中部・西日本エリアの店舗などへの輸送効率化を図り、2024年問題への取り組みにもつながる戦略的な物流センターです。

今後も桑名市のさらなる発展のため、企業誘致活動を積極的に行っていきます。

問合せ：
企業誘致課【電話】24-1256【FAX】24-1140
土木課【電話】24-1262【FAX】23-4115