■モンペエ会と桑名のアートシーン
今年は桑名を中心に活躍した洋画家・小林研三(けんぞう)(1924-2001)の生誕100年という節目の年にあたることから、小林研三を中心に、第二次世界大戦後桑名で活動した「モンペエ会」に焦点をあて展覧会を開催します。
小林は、大正13年に四日市市で生まれ、幼いころに桑名に移り住み、動物に対するやさしいまなざしを感じさせる作品を数多く残しました。それらは小林の温かい人柄を感じさせ、今なお多くの人に愛されています。
モンペエ会は、昭和29年ごろ、小林らを中心に結成された美術グループです。小林は山口幸平(1925-2020)、堀田修(1930-2009)といった桑名在住の若い画家たちと研鑽(けんさん)を積み、自らの芸術活動の糧としました。本展では小林研三の代表作の展示を通じてその芸術に迫るとともに、モンペエ会に参加した画家たちの作品をあわせてご覧いただくことで、戦後桑名における「アートの萌芽」についてご紹介します。
会期:10/12(土)~11/24(日)
場所:市博物館(京町37-1)
料金:高校生以上500円、中学生以下無料
※団体割引20人以上400円
※博物館メルマガ会員はクーポン画面またはそれをプリントアウトしたものを提示すると本人および同伴者合わせて2人まで1人400円
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌日が休館)
助成…公益財団法人岡田文化財団
▽展示解説
担当学芸員による展示解説
とき:10/19(土)・11/4(月)・11/17(日)いずれも13:30~14:00
▽六華苑連動企画
開催期間中、市博物館の半券提示で六華苑入苑料が一般(高校生以上)390円、中学生70円に割引になります。
問合せ:博物館
(【電話】21-3171【FAX】21-3173)
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