今月のテーマ:南海トラフ地震臨時情報
令和6年8月8日午後4時43分、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
今回の地震は、幸いにも、大きな被害にはつながりませんでしたが、地震が南海トラフ地震の想定震源域内で発生したため、南海トラフ地震発生の可能性が高まったとして、運用開始以来、初めて気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
南海トラフ地震臨時情報にはキーワードがつけられることとなっており、今回の「巨大地震注意」では、後発地震に備え、日ごろからの地震への備えを再確認するなど、政府から注意喚起の呼びかけが行われ、市においても、災害対策本部を設置し、対応体制をとりました。
■キーワード一覧
○調査中…監視領域内でマグニチュード(M)6.8以上の地震が発生など
○巨大地震警戒…想定震源域内でのプレート境界においてM8.0以上の地震が発生したと評価した場合
○巨大地震注意…監視領域内において、M7.0以上の地震が発生したと評価した場合(巨大地震警戒に該当する場合は除く)、想定震源域内のプレート境界面において、通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合
○調査終了…巨大地震警戒、巨大地震注意のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合
地震の規模によっては、「巨大地震警戒」として発表される場合があり、この場合、お住まいの地域によっては事前避難が必要になることがあります。
市における南海トラフ地震臨時情報発表時の対応については、市ホームページに掲載をしていますので、ご覧ください。
近い将来、南海トラフ地震は必ず発生します。皆さんも、ご家庭などで実施すべき防災対策について、今一度、点検しいていただきますようお願いします。
問合せ:防災・危機管理課
【電話】24-1185【FAX】24-2945
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