今月のテーマ:地震から命を守るための行動
今年も残り1カ月。もうすぐ令和7年です。今年は1月1日に石川県能登半島地方でマグニチュード7.6の地震が発生し、甚大な被害を引き起こしました。また、8月8日には日向灘(ひゅうがなだ)を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、運用が始まって以来、初となる南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
桑名市では大きな被害はありませんでしたが、いつ大規模な地震が発生するかわかりません。また、地震発生時には自分の身は自分で守らないといけません。
地震発生時は、場所によって身を守る行動が異なるため、今回は、場所別に身を守る方法をご紹介します。
●自宅にいるとき
・クッションや布団、枕など近くにあるもので頭を守る
・丈夫な机の下に身を隠す
・ガラスの破片などでケガなどをしないように注意する
・あわてて外に飛び出さず、ドアや窓を開けて出口を確保する
●スーパーなどにいるとき
・陳列棚の転倒や商品の落下に注意し、柱や壁際に身を寄せる
・衣類や手荷物、買い物かごなどで頭を守る
●職場や学校にいるとき
・窓際やロッカー、書棚から離れ、机の下に身を隠す
●エレベーターの中にいるとき
・全ての階のボタンを押して、停止した階で降りる
・閉じ込められたときは、非常ボタンやインターホンで連絡を取り救助を待つ
・余震の可能性もあるため、避難にエレベーターは使用しない
●車を運転しているとき
・急ブレーキをかけず、ハンドルをしっかり握り、徐々にスピードを落として道路脇に駐車する
・カーラジオなどで地震の情報を収集する
・車から離れるときは、緊急で移動させることもあるため、キーは車内に置いておく
●電車に乗っているとき
・大きな地震があると電車は止まるため、手すりやつり革などにしっかりつかまる
・座っていたら、前かがみになって足をふんばる
・乗務員の指示に従い、避難する
●屋外にいるとき
・自動販売機やブロック塀、電柱など倒れやすいものから離れる
・カバンなどで頭を守り、看板や外壁など落下物の危険性のある建物から離れる
・垂れ下がっている電線やガス漏れしている場所には絶対に近づかない
・公園などの広い場所へ移動する
問合せ:防災・危機管理課
【電話】24-1185【FAX】24-2945
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