世界をまたにかけて活躍している、桑名市出身者に各国の様子を教えてもらいました。
ウィルキューブコーポレーション代表
台湾在住
馬岡 孝行(たかゆき)さん
今回は、広報くわな3月号で掲載した桑名市出身で、現在は台湾で現地法人社長として活動されている馬岡さんに「台湾の食や街以外の視点として自然の魅力」をテーマに話を伺いました。
面積は九州より小さい島国でも、富士山より高い山(玉山(ぎょくさん))があったり、沖縄より南に位置することで深いコバルトブルーの海が広がっていると話す馬岡さん。さらに南部の夜空には、南十字星が見えるなど、日本人にとっては「感動」、「驚き」の美しい大自然に満ち溢れているそうです。「山」の代表の玉山は、以前"新高山(にいたかやま)"とも呼ばれた場所で、標高3954mとほぼ4000m級の山です。馬岡さんも一度だけ登頂経験があるそうで、「高さだけでなく、山麓のバナナなどのフルーツ畑から高度に従って次々と植物風景が変化するダイナミックなグラデーションも魅力の一つ」と教えてくれました。「海」が好きな人には澎湖(ほうこ)諸島や小琉球、蘭嶼(らんしょ)島などの離島もお薦めです。当然、青い海の下には多様な珊瑚礁(さんごしょう)や熱帯魚の世界も広がっています。また「空」への関心が高い人には、「空気の澄んだ場所で夜空を待つことも楽しいと思います」とのこと。条件が揃えば、天の川や、日本では見ることの出来ない星座もはっきり捉えることができ、予想以上の天体ショーに感激されることでしょう。「大自然をキーワードとした台湾体験にも、ぜひお越し下さい」と話してくれました。
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