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【市長まちなか探索】桑名のおいしい海苔

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三重県桑名市

今月のテーマ:桑名の海苔がおいしいわけ

今月の特集は「桑名の海の特産品海苔(のり)の世界をのぞいてみよう」です。
桑名は木曽三川の水の恵みにより、昔からおいしい海苔が採れる場所。この海苔が皆さんの食卓に届くまでの、一工程に密着しました。
今回、私がお邪魔したのは、伊曽島漁業協同組合の海苔の検査場。こちらでは入札前の海苔の検査を、漁協の皆さんが実施しています。
漁師の仕事は、海苔を採るだけではありません。大きな機械を使って、海藻である海苔を粉砕して、板状にし、乾燥する、いわゆる板海苔にするまでの全ての工程が漁師さんの仕事です。
訪れた検査場には、漁師さんから束になった板海苔が箱で届けられ、順次それらを検査します。多い日では一日数百万枚もの海苔を検査するそうです。
まずは安全な海苔を出荷するための検査をし、その後、検査員の人が色、つや、手触り、味を確かめて等級付けをします。海苔の等級は100以上に分類されており、瞬時に判断する必要があります。
私が訪れた日は、今季最初の検査日であったため、いわゆる「初海苔」を試食させていただきました。桑名の海苔は色が黒くて、パリッと歯切れが良いのが特徴。口に入れた瞬間、フワッと磯の香りがし、その後甘みとうまみ、そして絶妙な塩加減がして、とてもおいしかったです。
全国的に、海苔の不作が続いていますが、今年、桑名の海苔の生育は順調とのこと。市民の皆さん、ぜひ地元で採れた美味しい海苔をご賞味いただければと思います。

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