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三重県園芸品目ブランド化協議会に聞く「三重なばなのブランド力とは?」

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三重県桑名市

■いつでも安定しておいしいなばなを全国各地へお届け
三重県で収穫されるなばなは、平成元年からブランド化が進められています。「新鮮で色の濃いもの」「切り口は水平に切る」「指定の小袋に規定の長さ、量のなばなを詰める」などの出荷規格が定められており、いつでもおいしいなばなを買うことができるのです。
桑名市は、三重県の中でも断トツの出荷量を誇る産地です。寒くなってくると地域のスーパーにはなばなが並び出します。県外では主に新潟県や北海道に出荷しています。生産量が減少している、また、ブランド力が向上していることから、販売単価は上昇傾向にあります。
三重県園芸品目ブランド化協議会では、さらなる生産量アップに向けた取り組みを継続して行ってきました。その一つが機械化による省力化です。収穫作業を機械で行う実証試験などに取り組んでいます。ただ、幼芽を傷つけないよう収穫する必要があるなばなは、機械収穫が難しく、播種のみ半自動化となっています。ほかにも、小袋詰めをせず4kgのなばなをバラで詰める出荷方法が年々増加。スーパー独自のパッケージで小売販売されたり、加工用として販売されています。

○話を聞いたのは
三重県園芸品目ブランド化協議会事務局(JA全農みえ)
中村 千咲(ちさき)さん
「農産部園芸課で、三重県内の青果全般を担当しています。」

三重県内のなばな出荷量(令和4年度)

問合せ:この記事については秘書広報課
(【電話】24-1492 【FAX】 24-1119)

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