■桑名市版「保育現場充実パッケージ」
保育現場の課題を少しでも解消し、子どもたちが安心して過ごせるように保育現場を整え、また現場で従事する保育士の皆さんを応援するため桑名市版「保育現場充実パッケージ」を策定しました。
このパッケージでは、保育士確保に向けた新たな支援策や保育現場における配置基準の緩和策、労働環境の改善に向けた支援策など、子どもたちの保育環境の充実と子どもたちの日々の成長を支える保育士などの皆さんを応援する6つの柱からなる施策となっています。各事業の詳細は市ホームページに掲載しています。
▽保育士等人材確保推進事業費
予算額:6,456.5万円
将来、市内の保育施設で就職しようとしている学生や、新たに市内の保育施設に就職する保育士などを対象にさまざまな取り組みを行います。
取組:
(1)修学資金貸付
(2)住宅等就職応援一時金支給
(3)保育士等紹介キャンペーンの実施
(4)保育現場等PR事業
(5)民間事業者との連携協定事業
▽おむつの回収とサブスクリプション導入事業費
予算額:795.3万円
市内の公立保育所で、保護者と保育士の双方の負担軽減のため、園でのおむつの回収とおむつのサブスクリプションの推進を図ります。また、私立の保育施設での園でのおむつを回収する経費の一部を補助します。
実施時期:公立保育所は6月から
私立保育園などは始まっています
▽第三者評価促進事業費
予算額:285万円
すべての公立保育所で運営体制や保育内容を評価する第三者の評価促進を図ります。また、私立の保育施設でも第三者評価を取り入れた園に対して、国の加算額を超えた費用を市独自の補助を行い、運営体制などを点検できる機会の確保を促進します。
▽手厚い保育士配置応援事業費
予算額:7,000万円
市内の保育施設における保育士配置基準緩和、保育士のノンコンタクトタイム、休暇取得の促進を図ることを目的に、手厚い配置にするために保育士を採用した園に対して、その人件費の補助を行うことにより、就学前施設全体の保育環境の改善を図ります。
内容:保育士の人件費を1園につき400万まで補助
▽保育士等就労継続応援事業費
予算額:1,500万円
保育士などの保育定員を確保し、待機児童の発生を抑制することや円滑な保育運営のため、必要な保育士などの人材を確保し、定着できるよう支援します。
対象者:市内の就学前教育・保育施設で継続して就労し、一定以上の就労年数に達した人
支給額:10万円(15年以上16年目の人は20万円)
▽全員参加型保育環境づくり事業費
予算額:636.5万円
保育士同士の交流を通じて組織を超えた横の連携を図るとともに、民間事業者の専門性などを活用して、行政のみの力だけでなく、全員参加型で保育環境づくりを行っていきます。
取組:
(1)保育士などの研修機会確保と交流促進
(2)民間と連携した巡回相談・発達支援
(3)テーマごと(言語聴覚士・看護師など)の意見交換会実施(施設訪問型)
(4)保育士など専用ダイヤルの設置
問合せ:
SDGs推進課(【電話】24-7441【FAX】24-2474)
子ども未来課(【電話】24-1172【FAX】24-1393)
幼保支援課(【電話】41-2693【FAX】24-1393)
都市管理課(【電話】24-1220【FAX】24-1472)
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