「桑名のまちづくりが進んでいく様子をシリーズ化してお伝えしていきます。」
■公民連携で地域が活性化!3周年を迎えた健康増進施設「神馬(しんめ)の湯」
令和3年3月にオープンした市健康増進施設「神馬の湯」は、「温泉」を活用した「予防を重視した市民が主役の健康づくり」を目的とし、公民連携によって進めた民設民営の施設です。市が施設建設のための土地を貸し出し、賃料(収入)を得ながら、税金を使うことなく、建設から運営までの全てを民間事業者(蔦井(つたい)(株))の力で行っています。
濃尾平野を一望できる露天風呂のほか、炭酸泉やジャグジー、つぼ湯、水風呂などの多種多様な温泉や、ロウリュウ岩盤浴やスチーム岩盤浴などのバラエティに富んだ岩盤浴など、思い思いの時間を過ごせる神馬の湯。
オープン当初は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、思うようなスタートが切れませんでしたが、最近では愛知や岐阜など県外からもたくさんの人が訪れています。
オープンから3年。にぎわいをみせる神馬の湯が、地域にもたらす効果について、地域の飲食店の人たちにお話を伺いました。また、最近ブームのサウナ飯や3周年記念イベントの情報について紹介します。
■神馬の湯のサウナ飯をご紹介!
《そもそもサウナ飯とは?》
サウナ飯とは、その名の通り、サウナ後に食べるご飯のことです。通称「サ飯」と呼ばれることもあります。
サウナで大量の汗をかき、心身が整った後、施設内の食堂や周辺の飲食店で食べるご飯の味は格別です。
その体験がやみつきになり、サウナ飯をサウナの醍醐味と捉えている人も少なくありません。
神馬の湯でも、サウナ好きのお客さんから要望があり、今年から2種類のサウナ飯の提供を始めました。
▽辛旨うどん
麺2玉を使用し、中華料理の担々麺をうどんでアレンジ。ごま、ラー油の風味を生かしたピリ辛スープです。サウナで大量の汗と共に失われた水分や塩分、糖質を一気にチャージできます。
▽スパイシーライス
クミン、コリアンダー、カルダモンなど数種類の香辛料を上質なひき肉に合わせました。スパイシーなソースがご飯に合います。スパイス系はさらに発汗効果を高めると言われており、サウナ飯として人気です。
■3周年記念イベント実施
神馬の湯
支配人 岩井 浩(ひろし)さん
神馬の湯は、オープンからおかげさまで3年が経ちました。今や市内だけでなく、市外・県外からもたくさんの人にお越しいただいており、まもなく利用者数が延べ100万人に到達します。
ここまでやってこられたのは、やはり市民の皆さんにいつも来ていただいているからこそだと思っています。
そこで、市民の皆さんへ日ごろの感謝の気持ちを還元させていただきたいと思い、神馬の湯では3周年記念のイベントを実施します。
内容は、5月13日(月)~31日(金)の平日のみ、大人限定で利用料金から200円割引きを実施します。
なお、市内在住の確認として、身分証明書などをご提示いただきます。お誘い合わせの上、ぜひお越しください。
今後も皆さんにたくさんの癒やしを提供していきます。どうぞよろしくお願いします。
■地域の飲食店の人たちの声
▽川出拉麺マウンテン(多度町香取429-4)
川出 晃誠(こうせい)さん
多度山に登り、神馬の湯でお風呂に入った後に、サウナ飯としてラーメンを食べるという楽しみ方をしている人がよくいます。
このような観光のコースがあることで、この地域にたくさんの人に来てもらえてとてもうれしいです。
▽戎(えびす)(多度町多度860-10)
戎谷 宗久(むねひさ)さん
少し前までは、地元の常連のお客さんが多かったですが、最近は神馬の湯を目当てに県外から来たという若いお客さんが多くなりました。
いろんな人に食べに来てもらうきっかけとして、神馬の湯の存在はとても大きいです。地元多度の観光の一つとして、神馬の湯はとても誇らしいですね。
問合せ:秘書広報課
【電話】24-1492【FAX】24-1119
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