【市長まちなか探索】スタートアップとの共創

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今月のテーマ：「スタートアップ」

今月のテーマは「スタートアップ」です。皆さん、スタートアップとは何かご存じですか。簡単に言うと、新しくできたばかりの会社のことです。
桑名市では、このスタートアップの企業と力を合わせてさまざまな課題を解決し、市民の皆さんのWell-Being「一人一人の幸せ」の実現につながるような取り組みを進めていきたいと考えています。
既に、いくつかプロジェクトが進んでいます。例えば、年齢や障害などに関係なく、誰もが情報に対し平等にアクセスできることをめざす、ウェブアクセシビリティに特化したスタートアップ、合同会社KANNONさんと共創して、市のホームページを改革しました。皆さん、お気づきになりましたか。
今回、市のホームページに同社が提供する「フェアナビ」という機能を導入し、該当の症状のボタンをクリックすると、それに対応したホームページを閲覧いただけるようになりました。例えば、老眼の人には文字が大きく見えるように設定できたり、てんかんの人にはそのウェブページが低彩度になり、動画が停止したりと、症状によってさまざまです。また、一度設定を行えば、ウェブページを離れても再度ページを訪れたときにその設定が戻るという特徴もあります。市のホームページでこれが実現したのもスタートアップとの共創があったからです。
今は行政だけで地域の課題が解決できる時代ではありません。これからスタートアップの企業などとともに、新しい挑戦を行い、課題解決に向けて取り組んでいきます。皆さんのご理解をよろしくお願いします。