■ワールドレポート
世界をまたにかけて活躍している、桑名市出身者に各国の様子を教えてもらいました。
(株)NATIVESAKE代表
ドバイ在住
前田 阿希子(あきこ)さん
今回は、広報くわな1月号で掲載した桑名市出身で、結婚を機にドバイに移住された元毎日放送アナウンサーの前田さんに「ドバイの子育て」をテーマに話を伺いました。
▽ドバイで子育てする中で、日本とは違うと思うことは何ですか
ナニー(お手伝いさん)として働く女性が大勢います。共働きだと一般家庭でもナニーがいる場合が多いのですが、私は現在自宅での仕事を選べているので常駐では雇っていません。
また、ドバイの人たちは、子どもが大好きです。大人たちは「子どもは宝」だと言い、子どもと出かければ「かわいいね」と笑いかけ、声をかけてくれます。子どもたちも自分より幼い子を見かけると、一緒に遊んでくれます。大人たちが子どもにどう接しているのかを、子どもたちはよく見ているんだと感じます。子連れでの外出は、恐縮することや疎外感もなく、周囲に助けられ、子育てが本当に幸せだと感じる環境です。
自分たちで取り組むことが当たり前だと思い込んでいた毎日の家事育児。これは世界からすると、自分たちだけで背負い込むには難しい問題という認識のようです。「子育て世帯の皆さん、私たちの毎日は称賛されるべきことです!どうかご自身をしっかりと褒めてあげてください‼」とドバイに来て感じる毎日です。
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