今月のテーマ:消防本部高台移転
今月のテーマは消防本部高台移転です。現在の消防本部が立地しているのは、津波浸水想定地域内になります。いざという時に、消防や救急が機能するよう、令和2年に消防本部を標高約80mの高台にある大山田地区市民センター周辺に移転させる計画を策定し、令和5年に工事着手、令和7年の春に完成できるよう、予定通りに工事がすすめられています。
今回は、消防長に案内していただき、工事現場を見学しました。現場では順調に建設工事が進んでいて、本部や分署となる部分や、車両が格納される車庫の部分は、次第に形がわかるようになっていました。こちらが完成すれば、桑名市の安全性が飛躍的に向上します。とても頼もしく感じました。
また、この新消防庁舎は、消防機能だけでなく、大山田地区市民センターや、まちづくり拠点施設、そして郵便局が一緒になった複合施設になります。DXを取り入れた新たな窓口による行政サービスや広い会議室が増え、利用される市民の皆さんにとって、より便利な施設に変わると思いますので、とても期待しています。
私が見学した日も、気温が35度を超えていました。今年も暑い日が続いていますが、無事故で安全に、工事を進めていただきたいです。
『命を守ることが最優先』。この言葉を胸に、消防本部の高台移転を進めてきました。これからも、安全安心なまちづくりを着実に進めてまいります。
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