今月のテーマ:停電への備えについて
停電は、自然災害や事故などさまざまな要因で発生し、いつどこで起きるか分かりません。また、被害の状況によっては、停電が広範囲にわたり長期化することも想定されます。
令和6年能登半島地震では、石川県を中心に広い範囲で停電が発生し、地盤が大きな被害を受けたことにより復旧に時間を要し、電力会社が概ねの復旧を発表したのは発災からおよそ1カ月が経過した1月末でした。
いざという時、生活への影響を少しでも減らすために、改めて家庭での停電対策について確認しましょう。
■停電への日ごろからの備え
○情報収集手段の備え
スマートフォンやタブレット、パソコンなどは、情報収集や安否確認などに役立ちます。充電切れに備えてモバイルバッテリーやポータブル電源を準備しておきましょう。また、電池でも使えるラジオもあると安心です。
○照明の備え
電池でも使えるランタンや足元灯、懐中電灯などを備えましょう。避難の際は、両手が使えるヘッドライトが便利です。
○食料・調理器具の備え
常温で食べられる食料を備えましょう。併せて、カセットコンロやカセットボンベも備えましょう。
○断水への備え
集合住宅などにお住まいの場合、停電すると水を送るポンプが稼働しなくなり、断水する可能性があります。飲料水は、一人1日3ℓを目安に最低3日分を備えましょう。また、洗濯、食器洗い、入浴などの生活用水は、空いたペットボトルやポリタンク、お風呂などに水を溜めておくと便利です。ウェットティッシュやラップフィルムなどがあると、洗浄用の水を減らすことができます。
■停電情報お知らせサービス(無料アプリ)
中部電力パワーグリッド(株)が提供するアプリで、停電が発生・復旧した場合にプッシュ通知でお知らせします。時間や場所に関係なく、停電情報をすぐに確認できます。
問合せ:防災・危機管理課
【電話】24-1185【FAX】24-2945
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