メディカルニュース

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桑名市総合医療センター
理事長　白石　泰三(たいぞう)さん

今月のテーマ：竹田理事長を偲しのんで

7月25日に当医療センターの竹田寬理事長が急逝され、9月1日より理事長を拝命することになりました。本来は医学に関する情報を市民の皆様にお伝えするコーナーですが、今回は理事長を偲ぶ記事とさせて頂きます。
故　竹田寬理事長は1949年(昭和24年)に津市でお生まれになり、75歳の生涯でした。1997年から三重大学医学部放射線科教授、2009年から三重大学医学部附属病院長を務めておりました。2013年に、同病院長を辞して当医療センターに着任されました。その4年前の2009年に桑名市民病院と平田循環器病院が統合し、地方独立行政法人桑名市民病院が設立され、2012年に山本総合病院が加わり、現在の名称になりました。故　竹田寬理事長は着任後、まず新病院の建設に取りかかられ、2018年に開院、名実ともに桑名市総合医療センターが始まりました。新病院ができても、さまざまな課題がありましたが、それらを一つずつ解決していきました。
穏やかな人柄で職員から慕われているだけでなく、外来を担当されていた健診センターでも人気があり、受診されるリピーターも多くみられました。月刊「理事長の部屋」も愛読者が多いようです。訃報に接し、病院入り口には献花台を設けましたが、多くの皆様から哀悼の言葉をいただいております。
当院は「最良の医療を提供し、地域の皆さまから信頼され必要とされる病院を目指します。」を理念として掲げております。職員一同、故竹田寬理事長の遺志を継ぎ、桑名市民あるいは近隣の住民に安心・安全な医療を提供すべく日々の業務に努めてまいる所存であります。これからも市民の皆様の温かいご声援を心よりお願いいたします。

問合せ：総合医療センター
【電話】22-1211【FAX】22-9498