■健全化判断比率および資金不足比率~津市の台所事情~
地方公共団体の財政状況や経営状況が健全な状態であるかをチェックするため、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく指標を算定・公表しています。
●財政状況が健全かどうかを判断する5つの指標
4つの指標から構成される「健全化判断比率」は自治体の財政状況を、「資金不足比率」は公営企業の経営状況を、それぞれ健全なものかどうか判断する指標です。
健全化判断比率には、市の財政状況が悪化して危なくなったときに警告する早期健全化基準(イエローカード)と、さらに悪化して自分では財政状況の立て直しができなくなったときに、国や県の管理のもと財政再建に取り組むことになる財政再生基準(レッドカード)があり、これらの基準で財政状況が健全かどうかを判断します。また、資金不足比率には、経営状況が健全かどうかを判断する経営健全化基準があります。
●令和4年度の健全化判断比率・資金不足比率の状況
健全化判断比率や資金不足比率から見た令和4年度における津市の財政状況と各公営企業の経営状況は、全ての指標において基準値を下回っており、健全な状態といえます。
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●近年の健全化判断比率の推移
令和4年度については、実質公債費比率は市債の元金償還額が増加および標準財政規模が減少したことで上昇し、将来負担比率は、合併特例債などの償還が進んだことによる市債残高の減少や、市債の償還に充当可能な基金の残高等が増加したことなどによって令和3年度と比べ低下しています。
▽実質公債費比率の推移
▽将来負担比率の推移
▽市債年度末残高の推移(普通会計ベース)
▽財政調整基金年度末残高の推移
詳しくは津市ホームページをご覧ください。
【HP】津市 財政状況 検索
問い合わせ:財政課
【電話】229-3124【FAX】229-3330
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