「DX」という言葉を聞いたことはありますか?DXは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、デジタル技術による変革を意味します。地域課題や価値観・ライフスタイルの変化など、多様化する市民のニーズに合わせて行政サービスも柔軟に対応していく必要があります。津市では市民生活がより便利で豊かになるよう、DXの推進に取り組んでいます。
■市役所に行かなくても簡単便利に手続きが可能!
1 オンライン申請・手続きサービス
市ホームページ「いつでもオンライン申請」から、検診や健康相談、イベントへの申し込みなどの手続きができます。また、マイナンバーカードを利用して転出の届け出や転入の予約もできます。
※詳しくは本紙をご覧ください。
2 マイナンバーカードを利用したサービス
マイナンバーカードを利用することで、コンビニなどにあるマルチコピー機で戸籍謄本や住民票、印鑑登録証明書、所得課税証明書などの公的証明書が取得できます。また、シルバーエミカの申請手続きを行う際の個人認証や、図書館カードとしても利用できます。
今後は医療助成受給者証として利用できるよう準備を進めています。
3 オンライン納付サービス
スマホ決済アプリやクレジットカード、インターネットバンキングにより、住民税や軽自動車税、固定資産税を納付することができます。
■既存サービスの拡充や新たな行政サービスの導入を推進!
▽オンライン申請・手続きサービスの拡充
住所や名前などを何度も入力することなく、簡単に申請や手続きができるよう、サービスの拡充を目指します。
▽オンライン納付サービスの拡充
国の方針に基づき、住民税等に加え、その他の公金についてもオンライン納付ができるよう、サービスの拡充を目指します。
▽津市公式LINEによる情報発信の拡充
来年3月下旬(予定)から、津市公式LINEの運用を開始し、生活や防災に関する情報など、暮らしに関わるさまざまな情報を発信します。
▽スマート窓口サービス(書かない窓口)
窓口で住所や名前を書かなくても申請や手続きができる「書かない窓口」の導入に向け、検討を進めています。
■DXで市民生活をサポート!
※詳しくは本紙をご覧ください。
▽大盛況!デジタルフェア
10月にイオンモール津南で「つ・デジタルフェア2024」を開催しました。最新のデジタル技術を用いたAI健康測定やVR、Wi-Fiラジコン、オンライン申請を体験し、DXの利便性を体感してもらいました。
■「自治体DX推進計画」に従い、津市のDXを推進!
自治体におけるDX推進のために総務省が策定したガイドラインである「自治体DX推進計画」の中で、自治体が重点的に取り組むべき事項が7つ挙げられています。津市では、この計画に従って、次の7つについて、着実に取り組んでいます。
(1)自治体フロントヤード改革※1の推進
(2)自治体の情報システムの標準化・共通化
(3)公金収納におけるeLTAXの活用
(4)マイナンバーカードの普及促進・利用の推進
(5)セキュリティ対策の徹底
(6)自治体のAI・RPA※2の利用促進
(7)テレワークの推進
※1 住民と行政との接点であるフロントヤード(窓口)の改革
※2 パソコン上の定型業務を自動化する技術
問い合わせ:デジタル改革推進課
【電話】229-3118【FAX】229-3119
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