■市の公共交通
市では車の運転など自分で移動する手段を持っていない人たちのために、山間部、海岸部と市街地を結ぶバスや自宅から送迎ができる乗合タクシーなどの公共交通サービスを運行しています。令和4年度は市が運行するバス、乗合タクシーを延べ6万人が利用しました。
また、民間事業者によるバスやタクシーの運行がされているほか、五郷町・飛鳥町では「NPO法人のってこらい」による自宅から送迎ができる交通空白地有償運送の運行もされています。
こうした公共交通サービスを乗り継ぐことで、市内全域で誰もが自宅から移動できるようになっていますので、利用したことがない人も、まずは公共交通サービスを利用してみてください。
■市運行バス、乗合タクシー利用者数(令和4年度)
63,364人
市運行バス:46,007人
乗合タクシー:17,357人
■利用者の声interview
濵村政寛(まさひろ)さん(甫母町)
自宅のある甫母町からJR二木島駅まで乗合タクシーを利用し、紀南病院まで通院している濵村さんにお話を聞きました。
乗合タクシーを通院に利用しています。
私の利用する範囲の乗合タクシーの運転手さんは地元の人ですので気軽に話すこともでき、便利に利用させてもらってます。
1回の料金が定額300円と利用しやすい料金なのも魅力です。
まだ利用したことのない人は、一度、利用してみてはいかがでしょうか?
▽濵村さんの紀南病院への通院利用例
自宅(甫母町)9:00発(乗合タクシー:300円)
↓
二木島駅9:30発(JR:420円)
↓
阿田和駅10:07発(巡回バス:無料)
↓
紀南病院10:10着
↓帰りは
紀南病院13:25発(巡回バス:無料)
↓
阿田和駅13:44発(JR:420円)
↓
二木島駅14:30発(乗合タクシー:300円)
自宅(甫母町)
■よくある質問(1)
国道42号沿いの三交バス停留所から紀南病院へのアクセスは?
三交バスの「紀南病院前」で降車してから紀南病院までは巡回バスが利用できます。病院まで歩かなくて大丈夫ですよ♪
■乗合タクシー
利用方法:
(1)電話で行き先などを予約(1便目は前日までに予約)
(2)自宅などのタクシーが進入できる場所で待機する。
(3)目的地に到着後、お金を支払う。
運行範囲:市街地・山間部・海岸部・神川育生エリア
※4つのエリア内でのみ運行します。
運賃:1回の乗車につき、一人300円
※身体障害者手帳などの所有者と介護人は150円
■のってこらい五郷・のってこらい飛鳥
利用方法:(「NPO法人のってこらい」の会員登録が必要)
(1)電話で行き先などを予約する。
(2)予約した時間にご自宅やご指定の場所に伺います。
(3)目的地に到着後、お金を支払う。
運行範囲:飛鳥町、五郷町
運賃:初乗り2kmまで300円、以降1kmごとに50円加算
市街地便:週2回市街地まで片道運行します。(別料金)
■よくある質問(2)
紀南病院から市街地にはどうやって帰ってこられる?
A ↓こんな方法があります
紀南病院13:25発(巡回バス)
↓
阿田和駅13:44発(JR)
↓
熊野市駅13:59着
■よくある質問(3)
熊野市駅から山間部に帰る方法は?
A 山間部には熊野市駅が停留所となっている市のバスを利用して行き来できます。ぜひご利用ください。
■「インターネットとかよくわからん」
という人は電話してください!
「飛鳥の〇〇から〇〇に行けるん?」
「井戸のスーパーに行きたいんやけど」
など、お気軽にお電話ください。
【電話】0597-89-4111(内線313)
■公共交通を利用して自宅からスーパーに行くこともできます。皆さんの中には乗り継ぎの方法がわからない人も多いと思います。そんなときは遠慮なく、お気軽にお電話ください
市長公室企画係主査 濱田直行
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