ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年生~高校1年生相当の女子を対象に定期接種が行われており、4月からはこれまでの2種類のワクチン(2価と4価ワクチン)に加え、9価ワクチンが公費で接種できるようになりました。
対象者:
・小学校6年生~高校1年生相当の女子(標準的な接種期間は中学1年生~高校1年生相当)
・平成9年度~18年度生まれの女性で、過去にHPVワクチン接種を合計3回受けていない人
接種方法:
・対象者には4月に個別通知を行いました。接種希望者は、医療機関に予約して接種を受けてください。
9価ワクチンについて:HPVにはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチンは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。
問合せ:健康・長寿課保健予防第1係
【電話】89-3113
<この記事についてアンケートにご協力ください。>