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人・農地プランから地域計画へ

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三重県熊野市

市の「人・農地プラン」については、地域農業の現況や将来に向けた課題、今後の中心経営体への農地集積などの将来方針の作成に向けた地域での話し合いを行い、地域の5年後、10年後に誰がどのように農業を進めていくのかを定めて実行してきました。
高齢化や人口減少により、農地が適切に利用されなくなる危機的状況が懸念されていることから、令和5年4月に農業経営基盤強化促進法などが改正され、市が地域との協議により将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」と、担い手と農地の集約化に重点を置いた「目標地図」を作成し、農地の適正利用を進めることが義務づけられました。

■「地域計画」とは
農業者や地域の皆さんの話し合いにより策定される、将来の農地利用の姿を明確化した設計図であり、概ね10年後を見据え、市が主体となって地域の担い手や農地所有者、農業委員、農地利用最適化推進委員などを交えて話し合いにより策定します。
計画には将来的に「誰が」「どのように耕作するのか」を定めた「集積・集約の将来図(目標地図)」も含まれます。

■今後の取組
市では令和2年度までに策定した「人・農地プラン」を基本に地域で話し合いの場を設定し、地域の皆さんが守り続けてきた農地を次の世代に着実に引き継いで行くために、農作業がしやすく生産コスト(手間や時間)を減らすことが期待できる農地の集約化に向けて地域の皆さんで話し合いを行っていきます。
日程などの詳細については決定次第、随時ホームページや農業者への通知などでお知らせしますので、地域の皆さんの積極的な参加をよろしくお願いします。

■地域計画の策定・実行までの流れ
協議:協議の場の設置・協議
策定:協議の結果を取りまとめ地域計画案を作成し公告
公表:地域計画の公表
実行・更新:地域計画の実行・随時更新

問合せ:農林業振興課農業振興係
【電話】市役所内線483

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