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あなたはどれだけ知ってる? 藤堂高虎(とうどうたかとら) vol.18

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三重県熊野市

いよいよ「高虎サミットin熊野」が10月19・20日に開催されます。高虎サミットとは、戦国武将・藤堂高虎ゆかりの地が、互いに交流しながら郷土の歴史・文化を再認識し、まちづくりに貢献する文化行事です。
今回は、高虎サミットに加盟する5つのまちについて、おさらいします。
[津市]
津市は、江戸時代に藤堂家が代々藩主として治めた地です。高虎が大改修を行った津城は、三さんじゅうやぐら重櫓など有事への備えを持ちながら城下の道路や河川の利便性も考慮した近代城郭でした。津城の城下町であったことが、現代の津市の基礎となりました。
[伊賀市]
松尾芭蕉や忍者でも有名な伊賀市には、日本100名城として選ばれている伊賀上野城があります。大坂城と双璧をなす約30mの高石垣を見るだけで、この城が戦略上、極めて重要な役割をもっていたことが想像できます。
[愛媛県今治市]
今治市は、関ヶ原の合戦での戦功によって高虎が領主となった町です。瀬戸内の海水を引き込んだ三重の堀を持つ今治城も、日本100名城のひとつです。港の機能も併せ持つ日本屈指の海城で、地形を生かした高虎の城づくりの工夫が光ります。
[滋賀県甲良町]
高虎の生まれ故郷である滋賀県甲良町は、京の都の玄関口とも言える琵琶湖の東側に位置します。浅井氏をはじめ、多くの著名な戦国武将を生んだ群ぐんゆうかっきょ雄割拠の近江国は、仕官先を変えながら切磋琢磨した少年期の高虎のゆかりの地です。
[熊野市]
私たちの熊野市には、若かりし高虎が築城したといわれている国史跡であり、続日本100名城のひとつ、赤木城跡があります。石垣や堀切などの当時の姿が残る貴重な史跡は、その後の築城の名手高虎の原点ともいえる趣があります。
高虎サミットin熊野を通じ、市民の皆さんが、郷土にある城跡が全国の方々から愛されるお城であることを改めて感じるきっかけとなるよう願っています。

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