守りたい 未来があるから 火の用心(2024年度全国統一防火標語)
■秋季全国火災予防運動
11月9日から15日まで、秋の全国火災予防運動が実施されます。
令和5年中の全国火災件数(概数)は3万8659件、三重県では690件となっており、全国で火災は1日に約106件発生しています。
また、同年中の火災による総死者数は1500人、負傷者数は5731人となっています。
これからの季節は、暖房器具などの火気を使用する機会が増え、火災発生の危険性が高まりますので、暖房器具などの点検を十分に行ってください。
■全国で84・5%の世帯が住宅用火災警報器を設置
住宅火災による高齢者の死亡事例が近年多く発生しています。原因の多くは逃げ遅れによるものです。
火災から大切な人命や財産を守るため、住宅用火災警報器を設置してください。
▽事例1
仏壇内のローソクをつけたまま就寝した。就寝中、住宅用火災警報器の音に気づき、仏壇内の一部が燃えているのを発見した。自ら通報後、鍋に水をくみ消火した。
▽事例2
寝たばこをしたまま就寝してしまい、住宅用火災警報器の音で、目を覚ました。気がつくと布団が燃えていたため、布団を外に出し水をかけて消火に成功した。
■住宅防火いのちを守る10のポイント
▽4つの習慣
・寝たばこは絶対しない
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
・こんろを使うときは火のそばを離れない
・コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
▽6つの対策
・ストーブやこんろなどは安全装置の付いた機器を使用する
・住宅用火災警報器を設置し、定期的に点検・交換する
・部屋を整理整頓し、衣類やカーテンなどは防炎品を使用する
・消火器を設置し、使い方を確認しておく
・避難経路を確保し、避難方法を確認しておく
・地域の防災訓練などへ参加する
問合せ:消防本部予防課
【電話】89-0994
■防火ポスター最優秀作品
※詳しくは本紙をご覧ください。
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