■SDGs14.海の豊かさを守ろう
SDGs14の目標14「海の豊かさを守ろう」は、海を取り巻く問題の解決に焦点を当てています。海は現在、深刻な問題を抱えていて、その問題の解決なくしては豊かで幸せな世界は持続できません。世界経済フォーラムが2016年に発表した報告書「The New Plastics Economy/Rethinking the future of plastics」によると、海の中には合計1億5000万t以上のプラスチックが存在していると言われています。また、毎年800万t以上が新たに流れ出ていると推定され、2050年には海にいる魚の量を上回るとされています。海の環境汚染や生態系を回復させる仕組み作りはもちろん、漁業で生計を立てている人々のために持続可能な漁業を行える環境を整えることも重要です。その為に、世界各国が約束したことがあります。
・海の汚染を減らす
・違法漁業や海の環境を脅かすような漁獲方法を禁止する法律を作る
・発展途上国や小規模の島でも海の資源を守れるよう支援する
上記の約束を守り、実行することは、「SDGs14.海の豊かさを守ろう」を実現へと導くことにつながります。実際、違法漁業や無規制漁業などにはじめて拘束力をもつ「寄港国措置協定」という国際協定に87ヵ国が署名しています。今後ますます、約束を守るための取組みが期待されます。
▽町での取組み
令和5年4月からプラスチック製品の収集を開始
▽わたしたちにできることは?
・マイエコバッグを使用し、レジ袋は買わない
・マイボトルを使用し、ペットボトルやプラスチックストローの使用を減らす
・ビーチクリーンや河原の清掃活動に参加する
・海のエコラベルなど認証マークのついた商品を選ぶ
こうした取組みをすることによって、子どもたちの未来と社会を守っていくことにつながります。
問合せ先:総務政策課
【電話】58-8200
<この記事についてアンケートにご協力ください。>