能登半島地震で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、被災地の皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
1月1日、大津波警報発表から各局テレビのアナウンサーは必死に避難を呼びかけました。緊迫したアナウンサーの声は東日本大震災の教訓が活かされていると感じました。2日、あってはならない事故が起きました。日本航空機と海上保安機が衝突、能登半島地震救援活動出発の途中、海上保安庁職員5名が亡くなられました。日本航空機乗客、乗務員379名が無事脱出できたのは、日本航空の普段の訓練や乗務員らの現場での冷静な対応が功を奏したとありました。その通りだと思っています。
命を守るための避難行動、備えは何よりも重要です。能登地方の被害は今も拡大しており、多くの支援が必要な現状です。「必ず仮設住宅などで地元に戻れるようにするので今は安全なところに身を置いてほしい。」と二次避難を石川県馳知事は呼びかけておられます。
改めて、ご自宅や地域の備えを確認していただき、町の補助制度や防災などのお知らせのメール、LINE配信などもぜひご活用ください。被災地を応援しながら、私たちも今できる備えを急ぎ、町としても避難所・防災備蓄品の充足を図ってまいります。玉城町からも被災地へ職員を派遣します。力を合わせて被災地を応援し、ともにこの難局を乗り越えていきましょう。被災地への義援金も役場窓口などで受付けています。ご協力をお願いします。
1月16日町長室にて 辻村修一
※「辻村」の「辻」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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